子宮筋腫って何?
子宮筋腫とは? | 子宮にできる良性の腫瘍(こぶ)。30代以上の女性のうち、3,4人に1人はあると言われているポピュラーな病気です。悪性腫瘍とは全く別物で、生死に関わる病気ではありません。必ずしも症状が出るわけではなく、出来る場所によっては、かなり大きくても、ほとんど自覚症状がない場合もあります。 |
主な症状
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・過多月経 ナイト用ナプキンをしても、1時間持たなかったり、レバーような血の塊が頻繁に出たり、寝ている間に大出血する場合は、過多月経が疑われます。 ・貧血 過多月経や不正出血により、出血量が増え、この症状があらわれます。 (数値的に言うと、赤血球、ヘモグロビン等の数値が正常値より低い。) ・生理痛 鎮痛剤を飲んでも治まらなかったり、1回の生理で1箱飲みきってしまうようであれば、異常と考えて良いと思います。 ・排尿・排便痛など 筋腫が大きくなることで他の臓器を圧迫し、頻尿・排尿痛・便秘などの症状があらわれる場合があります。 |
種 類
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・粘膜下筋腫 子宮の内側にできる。小さくても自覚症状が強く現れ、不妊の原因にもなりやすいです。 ・筋層内筋腫 子宮筋の中にできる。小さいうちはあまり症状はでませんが、大きくなると症状があらわれます。 ・漿膜下筋腫 子宮の外側に向かってできる。自覚症状がほとんどないため、かなり大きくなるまで気付かないことが多いです。 |
治療方法
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経過観察、手術(子宮全摘出あるいは、筋腫核出術)、ホルモン治療など 切らないで治療するUAE(子宮動脈塞栓術)やFUS(集束超音波治療)と言った方法もかなり認知されつつありますが、未だ保険外治療で、正直な印象は「この10年でほとんど変ってないね。」と言ったところ。。【2013年3月現在】 |