驚異の円高!!(出発前日まで・その3)

10月中旬

キトの滞在ホテルエクアドルへの渡航を決定したが今回も個人旅行。妹にはガラパゴスへのツアーの手配の他に、キトでの滞在ホテルの予約も頼んでいた。

そもそも「1泊50ドルのホテルでも、かなり高級。」と聞いていたので、「1泊50ドル以内で、できればネットができるところ」とリクエストしていた。

すると、「JICA事務所の近くで1泊30ドル。どうかなぁ?」という返事が返ってきた。ネットはできないみたいだが、今回はできるだけ安く済ませたいので、正直この価格は助かる。

さらに、ガラパゴス諸島のツアーの詳細が送られきて、これでほぼエクアドルでの滞在内容が決定した。

しかし、未だ悩んでいるのが、ヒューストンでの滞在先。ヒューストンの街は広く、典型的なアメリカの都市らしく完全なる車社会。

主な移動がタクシーかバスとなり、観光スポット同士の距離もある。…という短期の個人旅行者には非常にすごしにくい場所である。

やはりヒューストンと言えばNASA。…というわけで最初、NASA宇宙センターの隣にある「スペースセンター」に行きたいと思ったが、これまたヒューストンの郊外で、しかもいまいましいことに、ダウンタウンをはさんで空港とは反対方向にある。ガイドブックには「不便だから、現地ツアーに参加しましょう。」なんて書いてぐらいだ。

私のヒューストンへの到着は午前11時30分過ぎ。そこからどう頑張っても、スペースセンターに行けるのは14時ぐらいだろう。ディズニーが経営してるらしいから、きっと面白いだろうけど、タクシー代は1万円を越えそうだし、この日は19時閉園なので、かなり勿体ない気がする。

ヒューストン・ダウンタウンの街並み ヒューストンのメトロレール駅

…と考えると、テキサス州最大のショッピングセンターギャレリアか、ダウンタウンで水族館とか美術館にいく方が無難だろうか?はたまたどんな風に気が変わっても大丈夫なように、空港近くのホテルに泊まるのが無難か…?悩みどころである。

ダウンタウンの夜景 11月上旬

アメリカのガイドブックをコピーするために、みのむちくんと近くの図書館に出向いた。
アメリカのガイドブックはたくさんあっても、ヒューストンは観光としては超マイナーで、そのうちの2冊にしか載っていない。

しかもそれぞれ1700円ぐらいするのに掲載ページが20ページもない。買うのは勿体無いから、図書館でコピーした。(A4で14枚しかないから、やっぱりそれが正解である。)

それはホテル選びにはあんまり役に立たなかったが、再びヒューストンでの宿泊先を決めることにする。

結局…体調次第でどうにでもできる空港近くにしようと思った。この旅行のメインはヒューストンではないし、その方が翌日の出発もラクだし。

しかし、ヒューストン国際空港は広く、空港内にあるホテルは高い。だけど今回は私ひとりなので、1泊100ドルぐらいにしたい。…というわけで、空港から近いホテルを探してみると、大体どこも車で10分ぐらいで、無料送迎がついている。

だが同じホテルで同じ条件でも、予約サイトによってかなり値段が変わってくるので、いつも何社かチェックしている。おまけに「空港から近いのはいいけど、観光スポットからの距離はどうか?」とか「レストランなどの施設は近いか?」とか「バス停は近くにあるか?」(タクシーしか使えない場所だと、いくら空港から近くてもかえってお金がかかる。)とか、なかなか贅沢な条件だ。

なんて考えていると、あっという間に2時間ぐらい経ってしまい、結局、HotelClubで申し込んだ。あまり安くないので、いつも使わない会社だが、以前何かでもらった45ドルがあったからである。

スリープイン ヒューストン インターコンチネンタルの周辺 スリープイン ヒューストン インターコンチネンタル

そんなわけで予約したのは、スリープイン ヒューストン インターコンチネンタル エアポート(Sleep Inn Bush Intercontinental Airport)というリーズナブルなチェーン店系ホテル。アップルワールドでは9900円、オクトパストラベルでは10700円、HotelClubでは117ドルだったのだけど、45ドルが引かれて72ドル。最安値になったので満足である。ああせこい。。。(笑)しかし、こういう努力で、5ッ星ホテルもお手ごろ価格で泊まっていることも事実である。

12月上旬

一昨日、無事にボーナスも振り込まれ、エクアドル行きのお小遣いをドルに両替した。三井住友の外貨両替コーナーに寄ってみると、レートは1ドル=96.41円。80000円は829ドルになった。(これがカリブ海クルーズ前では、734ドルにしかならなかったのだからビックリである。)

しかし昨今の円高で、キャッシュを買い占める人が多いのか?店には10ドルと1ドルしか置いていない。9月のときは、もっと色々あったのにいい迷惑だ。しょうがないから、「1ドルを109枚。あとは10ドルで」と言うわけで、厚さ2pの札束になってしまった!まあ…エクアドルは、日本よりずっと物価が安い国なので、小額紙幣の方が使い勝手はいいけど。

それにしても……強烈な円高。。今、世界中で最も強いのは日本円である。その後ドルは90円ぐらいまで下落して、95年以来の安値だし、ユーロなんて一時期「1ユーロ=170円」であったこと自体が信じられないぐらいだ。

ガラパゴス諸島での滞在ホテル「ホテルカストロ」 旅行の神様の「どや?これでどこでも好きなとこ、やすう行けるで。嬉しいやろ?(なぜか関西弁。笑)」と言う声が聞こえてきそうである。私が「安くエクアドルに行けますように。」とお願いしたのも事実だが、ちょっとやりすぎである。(苦笑)

ちなみに、妹に手配をしてもらったガラパゴスツアーだが、当初滞在予定のホテルが、オーバーブッキングで予約できなくなったらしい。(エクアドルではよくあるホテル側の不手際だとか。)それで、ホテルのランクが少々落ちて、ツアー代金が48ドル安くなった。

さらに直前、そのツアーに妹の教え子も参加することになり、色んなことで当初予定していたより旅費がちび〜、ちび〜っと安くなっていく。(しかしこうやって書いてみると、航空券だけで「ヨーロッパツアー9日間」の代金に相当するわけで、やはりいつもより段違いに高い…。汗)

1.コンチネンタル航空・往復航空券(成田〜ヒューストン〜キト)188,500円
2.出入国税(アメリカ)7,920円
3.出入国税(エクアドル) 340円
4.成田空港施設使用料 2,040円(成田より関空の方が使用料が高い。)
5.航空保険超過負担料 1,500円
6.燃油サーチャージ 68,000円
7.ガラパゴスツアー(3泊4日) 797ドル(約76,830円)
8.ガラパゴス入島税       100ドル(約9,600円)
9.ホテル代(キト滞在3泊・ヒューストン1泊) 162ドル(約15,618円)
10.空港使用税(エクアドル)  40.8ドル(約3,933円)


さて、そろそろ持っていくものの準備も始めないといけない。まずコンパクトデジカメとか、デジタル一眼の動作チェック。私にとってカメラは、「パスポート・クレジットカード・航空券」の次に重要だ。そして、夏服や水着は、もうスーツケースに入れても大丈夫だろう。しかし今回は、日本を出るときは真冬、ヒューストンはそれよりもやや暖かく、キトは(多分)11月上旬ぐらいの気候、ガラパゴス諸島は夏…と大変ややこしい。一覧表を作り、「春秋・○日分、夏・○日分」などと書いた。

ホテルカストロのロビー 案の定…と言うべきか、この期に及んでみのむちくんが「え〜〜ガラパゴス諸島行くの?!みのこ、そんなこと言ってなかったじゃん。みのむちくんも行きた〜〜い!!(。>_<。)」とダダをこねる。(いやあ私、言ったし。。苦笑)

今さらそんなこと言われたって。。。
みのむちくんの航空券、解約しちゃったよ。

…というか、「40万円以上もかかる旅行はできない。」と言ったのは、みのむちくんではないか。やはり、ギリギリになって意見を覆す末っ子気質。(苦笑)結局、私一人で行くことに変わりはないが。

アメリカは2009年1月12日より、ヴィザ免除で入国する外国人に対し、搭乗前に電子渡航認証システム(ESTA)を取得することが義務付けられた。

…と言っても、専用サイトは日本語を始め、色んな言語に対応しており、入国カードと同じような内容を入力していけばいいので、そんなに難しくない。…っていうか、アメリカの一方的な都合で決めたことなのだから、各国に対応できて当然である。(ちなみにこの手続きを旅行会社に代行してもらうと4000円もかかるらしい。アホらしい。)

「今はまだ任意だからやらなくてもいいかな〜。」と思ったがフト考えた。私の帰国予定日は1月7日で、アメリカの入国は1月4日だが、もし万が一、何かのアクシデントで帰国がずれることもあるのではないか?と。

もっともエクアドルでも申請できると思うが、渡航先でそれはちょっとめんどくさい。…というわけで、今のうちに申請することにした。しかし「これをプリントアウトして持っていったら、入国カード記入も免除してくれたらいいのに…。」と思うが。

そして、海外旅行保険。(空港でも加入できるが、出発日の午前0時から有効なので、事前登録の方がおトクである。)いつもはカップルプランを利用しているが、今回は1人なので、フリープランにした。疾病・傷害はもちろんだが、一瞬「入院一時金とか疾病死亡とか、どうしようかなぁ〜〜。」と考えたが、「一体私は何をしに行くのか?観光ではないか?」と冷静に思う。

しかし、一番気になっていた盗難時の保障だが、給料1か月分ぐらいのデジタル一眼をすべて保障してくれる保険はなかった。「持っていかない方がいいのでは?」と言う意見もあったが、旅行写真を常とする私が持っていかなくてどうするか?やばそうなところでは、出さずにカメラバックにしまっておけばよいと思った。

私の携行品は、「比較的安全な先進国仕様」なのである。こんなことまで考えてしまうあたり、いつもの渡航先とは違うことを思い起こさせる。しかも、こんなニュースをネットで見かけた。

【エクアドルが対外債務利払い停止、今後想定されるシナリオ】
エクアドルは、旧政権が違法に約定したとして2012年償還のグローバル債について債務不履行(デフォルト)を決定した。エクアドルのデフォルトは過去10年足らずで2度目。コレア大統領は2012年債について3100万ドルの利払い停止を決めたが、クロスデフォルト条項により、2015年と2030年償還の他のグローバル債もデフォルトすると見られる。


例えるならば、会社の社長(つまり大統領のコレア氏)が「金なんかあらへんで〜〜。一銭も払えへんから返さへんで〜〜。こんなおかしな契約、ワシ知らんで。やったんは前大統領やで。こんなんあかんわ!なし、なし!」と居直ってるようなもの。(←記事の内容を端的に、関西弁バージョンで要約してみた。笑)

今後心配なのは、「エクアドルの信頼性が落ちる→国際金融機関が融資しなくなる。」「資産差し押さえ」と言うことで、「エクアドルの経済の悪化→治安の悪化」である。(持論だが、経済と治安は常に連動し、経済が悪化するほど治安も悪化する。)まあ…戦争が始まったわけではないので、早急に情勢が変わるとは思えないが…。

そもそも青年海外協力隊の派遣先は、治安のよくない国が多い。私にしても、エクアドルは今まで渡航した国の中で、最も治安が悪い国。気が引き締まる思いである。




波乱の幕開け??(出発前日まで・その4)

出発2週間前

このところ仕事より、旅行記の更新や旅行準備に忙しい。妹に頼まれたものやお土産を11月から買い集めているからである。「少しでも安く買おう。」とか、あれこれ色々考えてしまうので結構時間かかった。だがお菓子以外はほとんど買い終えたので、一安心である。

そして、もう1つの懸案事項は、「どうやって空港まで荷物を持っていくか?」ということ。
みのむちくんと一緒の時は、みのむちくんのスーツケースで持って行ってくれたのでかなりラクだったが今回は私一人。

我が家は通勤には便利だけど、こういう時の移動には大変不便な場所にある。少しでも荷物を減らすために、変圧器(これだけで1キロはある。)と外付けHDを持って行くのもやめ、代わりに14GB分のコンパクトディスクを用意した。
上空から見たキトの街並
それでも、大量のお土産や妹に渡すもののために、みのむちくんの大きなスーツケースしか入りきらない。小さな子供ならすっぽり入りそうなこのスーツケースは、まるで「出稼ぎ労働者の帰国」のようである。(笑)

絶対、駅の階段やエスカレータの上り下りは無理。京成スカイライナーの専用棚に載せるのも降ろすのも、私ひとりでは無理だろう。(なんて非力な。。苦笑)

そこで、スーツケースの宅配サービスを利用することにした。前日引き取りで「自宅〜成田空港第一ターミナル」で、片道1800円、往復で3300円。

さらに、アメリカ入国への事前渡航認証システム(ESTA)の申請と、海外旅行保険の加入も行った。

出発1週間前。

もう1つ気がかりなことを思い出し、妹にメールをした。

それは到着時のこと。キトのマリスカル・スクレ空港は、しばし濃霧により離発着不可となり、エクアドル第2の都市グアヤキル着に変更されることがある。しかし翌日、私は妹達と一緒に、早朝のガラパゴス行きの便に乗らなければいけない。
マリスカル国際空港のロビー
幸いなことにそれはグアヤキル経由で、最悪はグアヤキルから乗ればいいが、その場合、航空券はどうするのか?その前に、マリスカル・スクレ空港で私の到着を待つ妹に、どうやって連絡するか…?

またグアヤキル着になった場合も、到着は深夜と予想される。だが、天候による変更については、航空会社は責任を持つ必要はなく、ホテルの手配は、空港職員の裁量に任されるらしい。

しかし、キトより治安が悪いと言われているグアヤキルに深夜着。しかも私一人なのに、「ホテルの手配はできません」なんて言われたら冗談じゃない!着いた早々、いきなりコンチネンタル航空とバトルか〜?!

…と言う話をしたら、妹は携帯を持っているらしく、「電話をくれたら、グアヤキルの隊員に迎えに行ってもらう。」と言った。

そしてこの場合、やはりグアヤキルから乗った方がよいので、ガラパゴス行きのEチケットをメールで送ってもらった。ひと安心である。

しかし不思議なのは、その場合でも荷物だけはキトに取り残されるらしい。かつてはグアヤキルから乗れて、荷物も受け取れたのに、今はなぜかダメらしい。

エクアドルの空軍航空であるタメ航空 この辺は、非常に曖昧な規則で成り立ってるそうだ。(「単にグアヤキルに送り直すのがめんどくさいからじゃないのか?」と思うのだが、その辺がエクアドルらしい…ともいえる。笑)

さらに言うと、「日本〜アメリカ」は大丈夫だが、ヒューストンからエクアドルに向かうところで、ロストバゲージが頻発するという話を聞いた。

…というか、ロストバゲージは南米にはつきものらしい。(汗)そんなわけで最悪の事態を考え、ガラパゴス諸島に持っていくものは全て日本から手荷物に入れることにした。

しかし、旅行に関して私はかなり運がよい方で、しかも「晴れ女」。この事態が現実化することはあまり考えられず、天候のこともロストバゲージのことも、なぜか何の根拠もなく「大丈夫だ。」と確信していた。

さらに言うと、キトは高山の都市なので、「高山病」にかからないとも限らない。だが今、それを気にしてもしょうがないだろう。(妹には「ミネラルウォーターを買っておいて。」と頼んだが、空港に後輩隊員を迎えに行くときには、高山病予防のために買っていくらしい。)

出発5日前

まだあまり進んでいない荷造りだが、出発前日の午前中引き取りで、スーツケースの宅配サービスを頼んでいるのでちょっと焦っている。大体26日ギリギリまで仕事を抱えているのがいけない。あと4日間でとにかく、パッキングをすませないといけない!

ガラパゴス諸島への玄関口・バルトラ空港 ところで今さらだが、私の知ってるスペイン語は大変数少ない。しかも役に立つ単語は「Gracias」(ありがとう)と「Adios」(さようなら)ぐらい。

さらに「estacion」(駅)「amigo」(友達)

「jugo de naranja」(オレンジジュース)と「Fanta Naranja」(ファンタオレンジ)は一体どうしたものか。。。(苦笑)

夏に日本に来たエドウィンの方がもっと役立つ日本語を知っていた。(苦笑)

出発3日前

私の旅行は、波乱づくめのクリスマスから始まる。

この日の夕方、いきなり仕事上のトラブルが発覚する。しかしこの時期は、私だけでなく世の中も全て、年末年始の休みへと向かっているわけで、翌日の午前中までに再納品しなければいけなかった。

何とか段取りをつけ、納品する手はずを整えた。しかし…、今年のクリスマスケーキを買い損ねる。

夜は強盗が出るというカロリーナ公園さらに翌日、その納品は他の人にまかせ、自分は別の納品に向かった。何事もなく仕事が終えることを祈って…。しかし、その希望はあっけなく裏切られる。それで、急遽また打ち合わせをすることになり、おかげで帰宅は真夜中を過ぎる。

出発前日

本来は休日だったが、見事に出勤モードへと変えられる。朝から電話で3時間もクライアントと話していたのだが、一向に平行線状態を保ったまま。。。このままでは埒があかず、また会って話をすることにした。結果的には、何とかなったのでよかったが、事態が終結したのが夕方の5時。

出発前だと言うのに、またいつもの如くドタバタだ……。
…というより、いつもよりひどい。(涙)
本当は今日は休みで、昼までゆっくり寝て、のんびり準備をしようと思っていたのに。

もっと言うと、帰宅前に立ち寄ったデパートのお菓子売り場から、みのむちくんにメールしたら「プリンターが壊れた。」という。みのむちくんもまた明日から帰省するのに、年賀状が印刷できない。

JICA連絡所から見たキトの街並結局、ヨドバシ・アキバ店に交換用の部品があり、19時過ぎにアキバに出かけていった。なんかちょっと色合いがヘンだが、とりあえず印刷できるようになった。(だが結局、年賀状は全く印刷できず、私がまだ帰国しないうちの年明けに発送することになる。)

こんなにトラブルが続くことも珍しい。
何かついてない。。。

これをエクアドルまで背負っていきたくないなぁ〜〜
…というわけで、ちょっと発想を転換して…

「本当にぎりぎりだったけど、どれも解決できたから、悪運は強いのだ。」
「エクアドルで起こる災難を前払いした。」とポジティブに行くことにする。とにかく気持ちを切り替えて渡航しないと引きずりそうである。

そしてご飯を食べてから、台所を片付けたり、トイレや洗面所を掃除したり、荷造りを完成させたら、何だかんだで夜中の3時を過ぎる。本当は日記とか更新したかったのだが、あまりにも眠すぎて、眠ることにした。

こんなんで大丈夫か?!エクアドル行きは?!