携帯がない!!(初日・成田空港)

私が目覚める頃、すでにみのむちくんは出かけていた。予定通り、早朝羽田発の始発便に乗ったらしい。
昨日は「今から準備だよ〜〜!」と深夜から帰省の準備をし、2時間だけ寝て、朝5時にうちを出たらしい。その頃、私は爆睡していたので、全く記憶にないが。

しかし、このところの仕事の緊張感が取れなくて、5時間以上眠れない。朝10時30分に起きるつもりが、10時前には目が覚めてしまった。今日は17時10分のフライトなので、14時までに空港に行くつもりだ。うちを出るのは12時30分頃なので、あと2時間ちょっとか。…と言っても、ほとんどパッキングは終わっている。友人・知人にメールの年賀状を出そうと思っていたが、時間切れで勘弁してもらうことにした。

すでにスーツケースは成田空港に送ってるので、駅までの道のりは早い。大きな荷物がないので、スカイライナーではなく特急に乗車することにする。だが、やはり特急は空港に行くための専用列車ではない。両方の座席にスーツケースを持った人たちが座ると、通路はかなり狭くなる。そして、スーツケースはなくても私の荷物も多い。なんとなくくつろげないし、「失敗したなぁ。」と思った。

この日は「この冬いちばんの寒さ」と言われていたが、窓から差し込む日差しは暖かい。うつらうつらと転寝をしたり、「今から空港に行きます。」というメールを色んな人に送る。成田空港の改札を出たところのスターバックスで、旅人系海外投資仲間のカルロスさんと遭遇!

カルロスさんは上海から帰国してきたところで、お互いにほぼ同じ時間帯に、成田空港にいることはわかっていたが、そんな偶然も珍しい。私の3時間前到着に驚かれていたが、コンチネンタル航空でなくても、私は余裕を持って空港に行く主義である。(そして、その行動が正しかったことを、まもなく思い知ることになる。苦笑)チェックインをする人々

30分ぐらい立ち話をした後、私は北ウイングの出発ロビーへと向かう。まず空港宅配サービスで預けたスーツケースを受け取ることにする。

その前に、ローソンに寄るか…?妹に頼まれているおにぎりを買うためで、手荷物よりスーツケースに入れておく方が冷えて傷まないからである。

しかし、ここは4階。ローソンは5階にあり、どうやって行くのかわからなかったので、とりあえず先にスーツケースを受け取る。もちろん、問題なく空港に届いていた。(みのむちくんは「ちゃんと届かないかもしれないよ。」なんて脅かすし。)

スーツケースを受け取り、まず同じフロアにあるコンチネンタル航空のチェックインカウンターへと向かう。ハリケーンの到来があるわけでもなく、手続きも順調のよう。

今回は、一旦アメリカでスーツケースをピックアップする必要はなく、一気にキトまで行くようである。国際線への乗り継ぎだからだろうか?

私の航空券には「T」と書かれたシールが貼られ、「これをアメリカの空港で提示してください。」と言われる。そして、私のスーツケースには「IN TRANSIT」と氏名、電話番号を記入したタグが取り付けられ、ベルトコンベアに載せられた。「無事にキトまで届いてくれよ。」と心の中で祈る。この直後に携帯を見失う!!

搭乗は16時30分からで、最終搭乗は「出発の20分前厳守」というのは変わらない。

チェックインの手続きを終えると、「どうするかなぁ〜?まだ時間があるから、南ウイングでも覗いて見るか〜。」と、トイレから南ウイングの方に向かって歩き出す。

…携帯がない!!!

確かダウンジャケットのポケットに入れたはずなのに?!
チェックインして、その後みのむちくんからのメールを見たから…、さっきまで持ってたはず!
ダウンジャケットのポケットが浅くて、トイレで落としたのか…?!

慌てて私は、今来た道を戻る。携帯はどこにもなく、真冬だと言うのに、嫌な汗が流れる。
空港のインフォメーションで問い合わせてみるが、それらしきものは届いてないとのこと。

おまけに私が「1月6日まで帰国しないのですが…。」と言うと、海外からでも問い合わせてほしいという。空港で預かっているのは1週間だけで、1月6日には(成田の)警察へ搬送されるというのだ。激混みの南ウイング

なんて面倒なことを言うんだ〜〜! しかも私は、あと40分ほどで、出国手続きをしなくてはいけない。。。

いや、その前にKDDIに電話して、電話止めないと…。いや違ったauか!…え?!auって何番?!それすらもわからない!

いや…ちょっと落ち着いて、もう一度探してみよう。。

…と思い、最後にメールチェックしたベンチの一列後ろに腰掛け、もう一度バッグの中を捜してみる。

ふと見ると…なんと!座席の隅に、ごろんと携帯が転がっているではないか!!ええええ〜〜???

さっき、あれだけ探したのに?!まるで魔法のようである。不思議だ〜〜。

さっきと同じところに座ったわけではないので、やはりバッグに入れていたのだろう。(苦笑)でも、あってよかった!
ANAは超人気か?
とりあえず、ほんのちょっと前のことだったので、「(携帯)見つかりました。ありがとうございました。」とインフォメーションの人にお礼を言う。しかし、この変な汗はなかなか引かない。

でも、まだ時間があるので、再び気を取り直して、南ウイングを見に行く。だが私の荷物は、機内持ち込みのバッグだけになったものの、2台のデジカメと妹に頼まれたデジカメ(かわいそうなことに、12月上旬にバスの中ですられてしまったらしい)、ガラパゴス3泊4日分の着替えやサンダル、水着まで入っているのだ。途中で発見したカートを使うことにする。

第一ターミナル南ウイングは、2006年6月にリニューアルオープンした。ANAをはじめ、世界のスターアライアンス系航空会社が一堂に終結しているようである。出発ロビーは、北ウイングとは比べ物にならないぐらい混んでいた。今年は10%以上渡航者が減ったというが、近場に行く人が多いのだろうか?それともANAのひとり勝ちか?

しかし、大荷物を持って人ごみを歩くのはしんどいので、北ウイングに戻ることにした。
その途中で、5階に行くエスカレータを見つけ、ローソンに寄る。できるだけ腐らなそうなおかかと昆布のおにぎりを買い、ついでに光熱費(ガス代)も支払う。(こんなところで払うのもなんだけど。笑)そして、auのショップを見つけたが、「早合点して、止めなくてよかった。」と思う。




波乱は怒濤の如く続く?!(初日・成田〜ヒューストン)

時刻は15時30分。搭乗まではまだ1時間程度あり、30分ぐらいなら、何か食べる時間もある。だが1人だわ、荷物は重いわ…で、めんどくさくなり、出国手続きをすることにした。4階に戻ると、私が置きっぱなしにしたカートがそのまま残っているので、また使うことにする。

出国手続きのゲートに向かう途中で、アメックスの人に呼び止められ、くじ引きを引いたらシャーペンが当たった。要はカード入会の勧誘なのだが、めんどくさいので「もう会員だ。」と答える。すると、「どのカードをお持ちですか?」(「普通の…」という超あいまいな返答をした。苦笑)とか「空港宅配サービスが無料ですよ。知ってました?」とか色々聞かれた。

ぼろが出そうなので、早く解放してくれと思う。(笑)「どちらに行くのですか?」と言われて、「エクアドルに家族がいるから。」と答えたが、もしかしたらエクアドルに住んでるのかと思われたかもしれない。

さらに手荷物検査場を抜けて、出国審査場へと向かう。途中でセキュリティチェックの係員が、化粧品を入れたビニールケースを持って「お忘れ物の方いませんか〜?」と探している。一度、出国手続きをして免税エリアに入ると、もう戻れないからだろう。(この場合、係員は通り抜けOKなのか?)

南ウイングの免税店さて、出国手続きを済ませ、免税エリアに入る。事前リサーチで、妹のお土産用の信玄もちが、南ウイングの免税店に売られていることはチェック済みである。(妹のリクエストは「きなこのお菓子」だった。)

しかし、南ウイングの表示はない。ヒューストン行きに搭乗するには、右側に進まないといけないが北ウイングである。

とりあえず反対方向へと向かうことにする。 しばらく行ったところにもお菓子が売られていたが、信玄餅はない。歩くこと5分ほど…、「まだかなあ〜?」と思ったところで、南ウイングの表示が現れる。

コンぺい糖など、日本特有のお菓子がたくさん売られていた。海外に行くときにお土産なんて買ったことがなかったが、意外に買えるものだなと思う。(それは南ウイングだからか?)

しかし、重い荷物を持っての移動は疲れる。(さっきからこればかりだ。苦笑)もう1冊、ヒマつぶしをするための本を買おうと思ったが、めんどくさくなってやめた。

16時を過ぎるころ、「ここか?」と思う店に遭遇。かなり大きくて、日本そのものの品揃えは、新幹線の構内にありそうだ。 だが、信玄餅はなかなか見つからない。沈みゆく夕日時間は16時10分。遅くとも、搭乗開始の16時30分までに戻らないとまずいだろう。店の人に訊ねてみようと思ったが、レジにしか人はおらず、とても混んでいる。

どうしようか?あきらめるか?

…と思ったところで発見!免税店なので消費税を取られなかった。(信玄餅なのに笑える。)さらに店の中で、小さな荷物用のカートを発見。これで移動はかなり楽なはずだ。さて、北ウイングに戻るとするか…。

カートを押しながらのんびり歩いているところに、「コンチネンタル航空ヒューストン行きにご搭乗のみのこさま。至急14番ゲートにお越しください。」というインフォメーションが流れる。

おおおお〜〜!?呼び出し?!なんで??
まだ搭乗開始したところでは?!それとも急に、搭乗時間が早まったのか?!

カリブ海クルーズ編でも書いたが、コンチネンタル航空は、乗客を待たないことで有名な航空会社。かなり焦って、小走りで14番ゲートへと向かうこと3分ほど…。(しかし慌てつつも、日没直前の空港を撮影。)

搭乗を待つ人々「お待たせしました!」とカウンターのスタッフに声を掛けると、「スーツケースの中に、カメラかパソコンのリチウムバッテリーを入れておられませんか?」と言われる。

え??

パソコンと言われて「ああ!」と思い出した。妹から頼まれたノートパソコンの予備バッテリーを入れていたのである。

これはスーツケースの中に入れることができず(衝撃で爆発することがあるからか?)、「ええ〜〜?!ここで破棄?!2万5000円もしたのに?!」と思ったら、手荷物に入れ替えてほしいという。

何だそんなことか。焦って損した。

それにしても…まだヒューストンどころか、日本からも飛び立っていないのに、こんなにハラハラしどうしでどうするのか?まるでインディジョーンズのようである。(苦笑)

おかげでキトに到着しないうちから、頭痛がしてきた。2,3日前、「風邪引きそうだな…。」と思っていたのだけど、このドタバタでまたぶり返したのか…?
コンチネンタル航空の機内
しばらくすると、すべての乗客の搭乗手続きが始まる。搭乗する際に、乗客1人1人にランダムの質問を投げかけられるが、今回は「最終目的地はどこですか?」と聞かれたので、「キトです。」と答える。

今回の旅行では、私の座席は全て通路側と分かっていたが、機内は満席でもなく、真ん中ばかりがあいている。ヒューストン行きだからか?

前の席は、柔道とか空手とかかいたTシャツを着た外国人。きっとアメリカ人だろうと勝手に決めつける。(笑)そして窓際には東洋人の女性が座っており、お互いに暗黙の了解で、真ん中の座席を半分ずつ使うことになる。

真冬のテイクオフ。
意外に早く沈んでいく夕暮れの中をヒューストンに向けて出発する。連日の寝不足と出発前のドタバタでドッと疲れ、汗もかいたので、いきなり化粧を落とすことにした。

トイレから出ると、もう飲み物を載せたカートがやってきて、通路を占領して戻れない。

ずっと私が待っていると、客室乗務員に「あなたの座席は?」と聞かれ、「ここだ。」と答えると、「お飲み物は何がいいですか?」と言われる。立ってる時に飲み物を渡されるとは思わなかった。(笑)

激マズの機内食 機内より

さて、史上最高にまずいコンチネンタル航空の機内食の選択は、今回もビーフとフィッシュである。翼に光が当たってキレイかも。。きっとまたビーフはハズレだろうと思い、フィッシュを選択する。(だが基本的にはどちらもおいしくないので、「ビーフよりマシ」程度である。)

相変わらず「経費節減してます。」ということがありありと分かるメニュー。ビーフにしても、「これのどこがビーフなのか?」と疑問に思う。

そして、いつもの如く、機内食を撮ろうとするが、デジカメがない!!

さっきまであったのに?トイレに行くとき、立ち上がった拍子に転がってしまったのか?

一向に見あたらない…。機内食写真はなし〜〜?!(今回は一人旅なので、写真も全部自分で撮影しないといけない。)

…と思ったら、前の座席の下に転がっているではないか!

何度も言うようだが、今回はひとり旅。…我ながら…、本当にこの先思いやられる。