EX.入院準備リスト

これまたあちこちで掲載されてますが、「入院する季節によって、病院によって、個人によって、微妙に【あったら便利】と言うものが違う。」と感じましたので「私の場合」を掲載してみました。(^^)

「腹腔鏡手術で、冬場(12月)・1週間の入院」ということで、参考にしていただけるとよいかと思います。ただし、冬と言っても「病棟は看護師さんが半そでで過ごせるほど暖かい」ので、過度に防寒対策する必要もなく、むしろ「保湿対策」が必要と感じました。(室温は30度なのに、湿度が異常に低いのです。汗)

1.病院側から指定された必須のもの
健康保険証 高額医療費控除の申請をされた方は、限度額適用認定証も忘れずに!です。
診察券     
書類関係 入院誓約書、手術同意書、麻酔承諾書、自己血輸血承諾書など(署名を忘れずに)
会社や生命保険会社等に提出する診断書(退院時に渡すと受け取りがスムーズ。)
印鑑 スタンプ印不可…らしい。
入院案内書 大抵の病院は、入院手続きをする時に渡されると思います。(T大病院はパンフレットでした。)
常備薬 ノドや気管支が弱いと感じる方は、麻酔から醒めた後、ノドが荒れていることがあるので、のど飴などもあるとよいかと思います。 
パジャマ 手術当日と翌日は病院指定の病院着(レンタル)、その後はルームウェアで過ごしてました。

「前あきパジャマ」とか「ネグリジェ」を指定されている場合もあるようですが、病院着を借りるか、退院後も着られるものを用意した方が勿体なくなくていいかな?と思ったりします。(ちなみにT大病院は手術当日はレンタル衣が必須のせいか?「寝巻き」という何とも抽象的な表現。汗)

ちなみに病棟は冬でも暖かいので、あまり厚手のものは買わない方がいいかと思います。しかし、薄い生地は下着を着けないとひびいてしまうので、黒とか濃い色のものを着てました。そんなわけでルームウェア3着持参です。
下着 でかパンって、普段ははかないし…、散々悩みましたが、ラクでよかったです。腹腔鏡手術ではそんなに傷に響くことはないのですが、右下の傷がすれるのが痛いですから。いつもよりワンサイズ上の方がよさそうです。(マタニティ用が便利という意見もあります。私的には心情的に抵抗があったので買いませんでしたが。)
カーディガン 病院のパンフレットにはなんと「ガウン」と書いてました。^^;(普段、ガウンを着るような生活をしておりませんが〜〜。汗)

ニットのカーディガンをもっていきましたが、フリースでも何でも、とにかく羽織モノがあればよいかと思います。確かに病棟は暖かいのですが、病院の売店に行く時や、調子悪くて寒く感じる時はやっぱりあるほうがいいです。
(もうひとつ言うと……手術室までもひんやりして寒いし。汗)
はぶらし・歯磨き粉 俗にいう「トラベルセット」ですね。
コップ 飲み物用ではなくて、歯をみがいたい、口をゆすいだりするためのものです。
石鹸 …とありましたが、私はひとつでも荷物を減らしたかったため、洗顔料をボディソープとして使ってました。(^_^;)
ヘアブラシ  
シャンプー・リンス トラベル用を買うと高いので、家庭で使ってるものを100円ショップのボトルに詰め替えました。
ヘアゴム ロングヘアの場合、手術時にひとつに束ねるように言われますので必須です。あとお見舞いの人が来る時用にシュシュを持って行きました。(^^)
バスタオル 3枚持っていきましたが、水分をよく吸収するスイムタオルがあれば、あんまり必要なかったです。前述したとおり、病棟は乾燥してるので、昼間や夕方にお風呂に入ると、ロングヘアの私でもドライヤーを使うことなく、すぐに髪が乾きましたから。
フェイスタオル たくさん持っていくと便利…と書いてらっしゃる方もいましたが、顔を洗う時しか使わなかったので、2〜3枚程度で充分でした。でも、バスタオル兼用なら、数枚あっても言いと思います。
室内履き スリッパは滑りやすいのでNG。また手を使わないと履けない様なデザイン(ひも付きとか)もダメなようで、クロックスから選ぶのが無難なようです。
ティッシュペーパー ボックスだとかさばるので、ポケットティッシュの6個セットにしました。カシミヤティッシュとか、ソフトなタイプです。それでも半分以上余ってましたが。。(^_^;)
湯のみ 皆さん言われているように、ふた付きが便利です。
入院が1週間なのと、いちいち洗うのがめんどくさくて、使う本数を計算して割り箸にしました。^^;病院に食器用洗剤とかスポンジとかないし、ラクでよかったです。
スプーン 体験記で書いたとおり、おかゆの期間が短かったので(2食のみ)、特別必要なかったです。
ストロー これも病院指定ですが…「寝た状態で飲み物を飲む」というシチュエーションがなかった私には無用の長物でした。100円ショップで買っても不必要なぐらい多いので、コンビニとかでもらうストローを、数本貯めておけば充分かと思われます。
生理用ナプキン これはいかにも婦人科の手術ならでは…。
術後に出血しない人もいるようですが必須です。病院側かたは「数枚程度」と言われましたが、ちょうどよい量でした。(大量出血はしなかったので、普通サイズのものです。)
テレビ用イヤホン 個室でない限り必要かと思いますが、100円ショップので充分かと。(^_^;)ただし、横になってテレビを見ることを想定すると、あんまり短いものじゃない方がいいと思います。
LANケーブル パソコン持参の人のみ。(病院によって環境が違うので、無線LANでケーブル不要という場合もあると思います。)


2.自分自身で必須と感じたり、同じ病院に入院した人から聞いたり、ネットからの情報で非常に役立ったもの。
基礎化粧品 ひと言で言うなら、「保湿対策」。入院が冬だったせいか?何度も書いてますが、病棟はとても乾燥しているので、ボディクリームやリップクリームの類は必須だと思います。

特に術後の唇の荒れはひどかったですから、普段ほとんど化粧しない方でも、保湿系のものを持っていかれることをおススメします。あと入院中はスッピンで過ごすので、紫外線対策も忘れずに。。(と言っても、普段使ってる乳液程度でいいと思いますが。)
小型の巾着やトートバッグ 売店などに行く時に使えます。また防水のものは、化粧品やアメニティ類をひとまとめにしておけば、そのままお風呂の時に持って行ったりするのに便利です。(100円ショップの小型の収納ボックスも、「ベッド周りが整頓できてよい。」と言う意見もあります。私は荷物になりそうなので持って行きませんでしたが。)
ボディタオル 入浴時に身体を洗うためのものです。スポンジタイプもありますが、タオル状の方が早く乾いてよいかと思います。
S字フック これはあまりにも有名ですが、やっぱり便利だったので。。
ハンガー 私が入院した時、すでにあったので、不要だったりしましたが。。。多分、私の前に入院した人が置いていったかと。(^_^;)でも、そんなことはあまりないと思うので、やっぱり持っていったほうがいいと思います。
携帯 よく「病院って、携帯持込OKなの?」と聞かれましたが、「通話しなければOK(メールやネットならOK)」という感じでした。
携帯充電器 パソコンにつなげるタイプも100円ショップに売ってますが、ここはシンプルに充電器の方がいいと思います。


3.必須ではないけど、あると便利なもの。
目覚まし時計 定時に起きるためではなく、寝たきりの状態でも、パッと時刻がわかると安心します。だから手術後、ベットに横たわった状態でも、見える位置においておくことがポイントです。もちろん、コチコチ音がしないもの必須ですが。
ウエットティッシュ 手がちょっと汚れた時とか、ちょこっと拭いたりする時に便利でした。
色んなタイプが売られていますが、赤ちゃんのお尻拭き用のような、できるだけ低刺激で、大判で厚手のものが汎用性があって便利だと思います。
クリアファイル 書類を持参したり、病院では何かと書類をもらうので、あると便利です。
筆記用具 承諾書など、入院してからも書類にサインすることがあるので。
靴下 上記に書いている通り、病棟は暖かいので、基本的にはあまりはかなかったですが、具合が悪くて寒く感じた時は必要でした。
これが最も荷物になりますので、「絶対」とは言いませんが、私は低い枕がダメなので重宝しました。クッション兼用になるタイプを買ったので、起きている時は腰あたりに当てているとよかったりします。
ハーブティ 日本茶や麦茶は無料で飲めましたが、ハーブティばかり飲んでました。リュープリンでホルモンバランスが崩れた身体はやたら欲していたのかもしれません。
リラックスと言う意味では、お湯があれば飲めるコーヒー持参もよいかと思います。
ふりかけ 「病院食は味気ない。大量のご飯がでるので食べきれない。」と思うので、持って行った方が便利です。胃腸の調子が悪く、何も食べられなかった私にはさほど必要なかったですが。^_^;「ゆかり」みたいなシンプルなものでもいいし、冷蔵庫があるなら、「のりの佃煮」とか「鮭フレーク」でもいいと思います。
暇つぶしグッズ 大きな本ではなくて、ねっ転がっても読める文庫本サイズがおススメです。軽く読めるライトエッセイとか、小難しいことが書いていない雑誌なんかがいいかと。ゲーム機とか、パック等の美容グッズもアリかと思います。
ちなみに私は…2冊文庫本を持っていって、1冊しか読破しませんでした。^_^;
ノートパソコン 同じく暇つぶし用です。タブレットなんかもよいかと思いますが、どうもパソコン開くのも体力がいるのか?1週間の入院で、1日ぐらいしかやらなくて、あとは同室の方と話していたり、ずっと本を読んで過ごしてました。
汚れ物等を入れる袋 スーパーの袋を2〜3枚持っていきました。


4.必要だけど、意外にうっかり忘れそうなもの
キャッシュカード・クレジットカード類 防犯上、現金をあまり持ち込まない分必須かと。(T大病院の医療費の支払いはクレジットカード対応、ATMもありました。)ただしセーフティボックスがあっても、最低限にしておいた方が無難だと思われます。
着替え1日分 入院中のルームウエアを着て帰るのもどうかと思うので、退院時に必要です。(後日家族に持ってきてもらうという手もありますが。)
化粧品&ヘアスタイリング剤など スッピンで帰ります…ということであれば特に必要ないかと思います。(^^ゞ


5.あってもなくてもどっちでもよかったもの。(…というか私的には必要なかったもの。)
延長ケーブル 病院の設備によると思いますが、T大病院の場合、すでに3口あったので不要でした。
耳栓 リュープリンの副作用「不眠症」に悩まされ、どんな場所でも眠れなかったのに、今更「人のいびきで寝られない。」と気にするほどのものではなく。。
お菓子など 口寂しい時に、キャンディやチョコレート…と言う意見がありましたが、胃腸を悪くしたのでほとんど食べることなくそのまま持って帰ってしまいました。
ノンワイヤー、ホックなしのブラジャー そもそも「入院中もブラジャーをつけるか…?」意見の分かれるところですが。。。
私は普段、寝るときもしないし、入院中の具合の悪い時なんて、とんでもなく負担で、「そんなのしてられない。」って感じでした。(だからルームウエアは濃い色のものを選びました。)

ブラトップも持って行きましたが、むしろ退院後の自宅療養中に重宝したかも?


そんなわけで…できるだけ荷物を減らそうと努力したんですが、結局ボストンバッグ2個分に…。(小型のスーツケースで行くのもありだと思います。)「海外旅行並みの準備」と書いた理由がお分かりになりましたでしょうか?^_^;

あと、美容院は術前に行かれる方がいいかと思います。長時間座ってるのが負担で、術後はしばらく行けなくなるかな?と。

ちなみに。。ヘアブラシはビジネスホテルなどに置かれていたもの、下着(でかパン)も傷が治ったら二度とはかないから一番安いもの、コップや箸、スプーンとかトートバッグとか、できるだけ100円ショップで買い揃え、極力お金をかけないようにしました。(それでも、意外にバカにならない出費になります。汗)

縁起を担いで「二度と入院しない。」と言う意味で「捨てて帰る。」とか「退院後も使っていたら、いつまでも手術のことを思い出しそうで嫌だ。」と言うのもありますが。

もちろん、「不安な状況のときは、お気に入りのものに囲まれて過ごしたい。」という考えもあると思うので、この辺は意見の分かれるところです。(^^ゞ