1.11年目の経過観察(2013年2月5日) 大学病院の例に漏れず、T大病院の外来もめっちゃ混んでいて、普段は1時間待ちが普通。(これでも早い方??)でも今日はなぜか?珍しく早く呼ばれてビックリした。 しかし、超音波検査でM先生、「…ん?あれ??」 (かれこれ10年ぐらいの細く長い付き合いで、「何か(異常が)あったんだな。」と察した。) (前回・半年前の2012年8月)「(6センチぐらいだった筋腫が)7センチか…見ようによっては8センチぐらいに見えるんだよねぇ…。」と言い、 「ちょっと現在の状況を把握しておきたいから、MRI検査をしたいと思います。」と言われた。 「MRI検査って、11年ぐらい前に受けた検査ですか?」 「そうそう。一番効率がいいのは…、僕の外来の日に、検査を受けて、そのまま結果を聞いてもらうのがいいから…。」と言うことで、MRI検査のため、また近々来院しなくてはいけなくなってしまった! ただし2月下旬は仕事の都合でスケジュールがあわず、約1ヵ月後の3月5日に予約を取った。こんな悠長なペースでもOKするのが、良性腫瘍ならでは…と言う気がした。 「まあ、これで(手術して)取るとかいう話ではないからね。」 と先生は私に言ったが、教科書的に言うと手術対象となってもおかしくないと思った。 なぜなら発覚当時と比べて、わかりやすく言うと、 ピンポン玉(4センチ)だったものが、自分の握りこぶしぐらい(8センチ)になったわけで。。。 でかいやん!Σ(゚д゚lll)ガーン (体積で言うと8倍増。おまけに他にも3個ぐらいあって、それが今、どうなっているか…?汗) …で、そもそも私の筋腫は「しょう膜下筋腫」という子宮の外側に出来るタイプのもの。 ゆえに相当大きくならないと、症状が出ず、気付いたときには「赤ちゃんの頭ぐらいになっていた。」と言う話も珍しくない。久々にネットで色々調べたら、「8pぐらいから症状が出始めることがある。」とあり、思い起こせば。。 「昼間は特に変わらないが、眠っているときに、トイレに行きたくて目が覚めることが多くなった。」 (実は密かに「糖尿病??」と思ったが、それならまず、血液検査の結果に異常が現れるだろうと思ったので却下。) もっと言うと…通勤の帰宅途中でトイレに行きたくなり、乗り換える駅のトイレに行ったことがある。 「生理の不快感が強くなった。」 私はそもそも、生理前の方が調子悪いのだが、最近、この時期によく「これは胃腸系じゃないな。」と思うような腹痛が起きるようになり、「閉経が近づいてきてるのに、なんで重くなっていくのか??」と不思議に思っていた。 「なんかヘンだな…。」と思っても、大してひどくないから、特に気にしなかったが、よくよく考えたら… これぞまさしく、しょう膜下筋腫特有の症状。 (子宮の外側に出来る筋腫は大きくなると、他の臓器を圧迫するから。) 症状の出始めたのが、大きくなりはじめたであろう半年ぐらい前…というところで一致する。 それにしても、この10年ぐらいはさほど増大しなかったのに、この期に及んでいきなり大きくなるとは…やはり去年の相続問題が相当ストレスだったのか。。。Σ(T▽T;) 思わずM先生に「これって、ストレス関係ありますかね?昨年、すごく大変なことがあったんですよ。」と言ったぐらいで、先生もストレスとの関係性を否定しなかった。 (ちなみにこの「成長したと思われる時期」は、なんだかいつもだるくて疲れやすく、2〜3ヶ月も胃炎が続いたり(でも胃カメラの検査結果では「胃炎」)、信じられないぐらいちょっちゅう風邪引いて、大した病気はないものの、半年ぐらいずっと体調不良に悩まされていた。体は正直!) ちなみにみのむちくんは、11年前から私の筋腫の話は聞きなれていて、「手術すれば?そんなでかい腫瘍がお腹にあるなんて気持ち悪いじゃん。」と言った。 ちなみに、私には子宮筋腫手術経験者の知り合いもたくさんいて、そのほとんどが「手術してよかった。」と言う。しかし、私が今、手術するメリットは、「保険金が降りる」ということと「公然と仕事を休める」という事ぐらいしか感じられない。('A`) 「筋腫のせいでお腹出ていたのがスッキリした。」とか、「お腹の中に邪魔なものがなくなったせいか、代謝が上がって痩せた。」という人がいて、それは大変魅力的だったりもするが。。(苦笑) この体験記の最初にも書いたが… 私が最初に子宮筋腫を指摘されたのは、かれこれ11年前。 未だよく覚えているのはその当時、横森理香さんという方が「愛しの筋腫ちゃん」という自叙伝を書かれていて、「うわ〜〜なりたくない病気だな。」と思ったこと。そして、その後1ヶ月も経たないうちに「子宮筋腫があります。」と言われて、大変ショックを受けたことだった。 発覚当初から、「子宮筋腫は命にかかわらない、悪性腫瘍(すなわちがん)の可能性が大変低い。」 …と分かっていても、その頃はまだ、「病気なんて風邪と花粉症ぐらいなもので、健康体で当たり前」と思っていたので、「そうではなくなった(100%健康体ではなくなった)自分」にすごくショックを受けていた。そして、「子宮筋腫=腫瘍」と言う言い方も嫌なぐらい病気に対してセンシティブになっていた。 つまり、その当時の私には「病気を受け止められるだけのキャパ」がなかった…ということである。 それから10年がたち…命に関わる病気と闘う人たちを間近に見てきて、「少々悪いところがあっても、元気で日常生活送れたらOK」と思うようになった。(他にも胃にポリープがあったり、乳腺にのう胞があったりするんだけど。。苦笑) しかし… きっと手術を勧められるのだろうな。。。 このために主治医をずっとキープしてきたのではないか? と思う反面…「え〜〜〜〜、今さらか〜〜〜。(*´Д`)」と思わなくもない。。 しかし。。。今はまだ憶測の域を超えていないので考えても仕方がない。特に何か言われてるわけじゃないし、とにかくMRIの検査の結果次第なので、1ヶ月持ち越すことにした。 |