2.11年ぶりのMRI検査(2013年3月5日) 今日は1か月ほど前に予約したMRI検査の日。 T大病院のMRIの検査室は、婦人科外来とは違う建物にあり、少し迷ってしまった。検査技師は、「お腹の位置を確認しますね。」と私のお腹に触れ、「あまり大きくないようですね。」と言った。 もう触って分かる大きさなんか〜〜!Σ( ̄Д ̄;)がーんっ! しかしMRI検査自体は、11年前とさほど変わっていない。多少改善されたものの、一定のリズムの中に、ビーとかブーとか、うるさい音が混じる。痛くもかゆくもないので、閉所恐怖症でなければ大した検査でないが退屈…。 「あまり深く呼吸をしないでくださいね。」と言われ、「深い呼吸ってどのぐらいだ??」と無性に深呼吸したい衝動に駆られながら15分ほど経過する。(ドラクエなどのRPGで、「呪われたアイテム」と知りながらも、わざわざ装備するのが私である。笑) 検査がすんなり時間通り終わって、待つこと1時間半以上… 「これなら11時からの予約で入れてくれればよかったのに〜!」と思いながらも、持っていた文庫本を読み終えてしまった。診察室に入るとM先生は、先ほど撮影したMRI写真の中から、最もわかりやすいものをパソコンの画面に映し出した。 「どうも3つあるようだねぇ…。」と、タテにへしゃげたひょうたんのような物体の長さを測っているところを見ると、どうもこれが私の筋腫らしい。「筋腫って、完全に球体じゃないから、7センチのところもあるけど…9.5センチだね。」と。 「これは(手術して)取った方がいいだろうね。」 やっぱり!! ![]() なんと!私のお腹の中の半分が筋腫!!!うっひゃ〜!(;゜∇゜) (*右側の写真が実際のMRIの画像。左側を占領している黒の長いひょうたんみたいなのが筋腫らしい。) もしこれが初診なら、卒倒しそうになっただろう。 私の大腸・小腸・膀胱はどこにあるの?!ヾ(@°▽°@)ノあは、あははは もうこれは、、患者の私が見ても一目瞭然で。。M先生が言い出す前から「手術を勧められるな。」と思った。 しかしながら。。。 いつかこういう日が来るだろうと思いつつ、あまりに長く経過観察しすぎたため…… 「決して、手術が絶対イヤだと言うわけではないし、11年前には「手術しなくてもいいんじゃないか?」と言われた先生がそうおっしゃるのですから、(手術を)考えるべきだと思うのですが… なんか今……(手術に対して、)非常にモチベーション低いです。」と言ってしまった。(^^;) 「まあ、そう言わずに。^_^;(発覚から)11年も経ってるから、そう思うのも無理はないけどね。今すぐここで、“答えを出せ。“と言ってるわけじゃないし、“手術すると言わないと帰さないぞ”と言ってるわけじゃないし。(笑)」(相変わらず面白い物言いだ!先生。) それで私は「次の外来では聞こう。」と思っていたうちの2つを聞いてみた。 「もし仮にこのまま放置していたら、どういう症状が考えられますか?」 「例えば、おしっこが出にくくなったり、便秘になったり、骨盤あたりの血管を圧迫したりするね。」 そして、「閉経したら、どのぐらい縮むものなのですか?」と言うと、ちょっと困ったような顔をされたので(よほど手術を嫌がっていると思われてそう。)「縮まないこともあるのですか?」と付け加えた。 「うん、閉経してもすぐに縮むわけじゃないしねぇ…。全く縮まない可能性もあるので、まだ生理の終わりそうにない年齢の方には手術をお勧めしてます。たぶん、最近になって大きくなったんだろうね。」 「前回、大きくなってると言われた時に思い出したのですが、今まで寝ていて、トイレに行きたくなって目が覚めたことなんかなかったし、生理の前にお腹が痛くなったりして、“なんか変だなぁ。”ってちょっと思ってたんです。それがちょうど半年ぐらい前からですから。」 そして自分でも、「お腹が出てきたなあ、中年太りかな?」と思っていたが、身長と体重のわりに、あまりにも体型のバランスが悪い。これは単に太ったのではなく筋腫が成長したせいだと納得した。(実はこの画像を見るまでずっと、背中の方に向けてできてると思っていた。。^_^;) 「でも今、一番嫌なのは、妊婦に間違えられることです。」と言うと「そんなことないんじゃない?」と言われた。 先生は産婦人科医だから間違えないだろうけど、実際、妊婦と間違えられて、何度か電車の中で席を譲られたことがあるのだ。(それをラッキーと思わず、ブルーな気持ちになってしまうのは、私がホンモノの妊婦になれなかったからである。) 「いや、本当に間違えられたんですよ。」と私が言うと、 「それだけ若く見られるということだよ。」とフォローを忘れないM先生だが、 全然うれしくないっ!!^^; 「じゃあ、次回は3か月後に。。はい、これ、お土産。いらない?」と言って、ドカンとお腹の中で筋腫が占領している写真を渡された。(「いえいえ、HPに載せるから欲しいです。」とは言わなかった…けど。。^^;) 「あ、次回は、この(内診)台ではなく、お腹の上からの超音波検査で見ます。その方がわかりやすいからね。」 つまり今までは経膣式超音波だったのだが、もはや腹式の方がわかりやすいほど大きくなってしまったと言うことらしい。そんなにでかくなったんかい!!( ̄▽ ̄;)!!ガーン 「ともかく、現状は分かりました。この写真(MRI)見て、(手術のことを)よく考えて。」 「わかりました。次回までに(どうするか?)決めてきます。」と言って、私は診察室をでた。 あはははははは!ヾ(@°▽°@)ノあはは♪ 笑いごとじゃないけど、笑いごとだった…。 前回(2月の外来時)「これ(MRI検査)を受けることで、手術するとかそういう訳じゃないから。」と言われたけど、やっぱりね…と言う結果。 前回の診察時に「増大した。」と聞いた時から、手術を勧められることは8割方予測できたので、特別ショックでもなく 「ああ、めんどくさいことになったなぁ〜〜。」と言うのが正直な感想だった。 そしてM先生に「今なら腹腔鏡手術(内視鏡手術)でとれるけど、あまり大きくなると、それも難しくなるし…」と言われた時も、 まるで分譲マンションを買おうとしている人が、モデルルームに行き、「今はまだ消費税は5%ですが、じきに10%になりますから、今が買い時ですよ。」と勧められている気分だった。腹腔鏡手術が開腹手術に比べ、どれだけ身体の負担が軽いかわかっていたからである。 しかしながら…自分ではそんなに動揺してるつもりはなかったが、それでもちょっと動揺してるのか? その日の夜参加するつもりだったイベントも、何か行く気がなくなり、仕事を終えたらそのまま帰宅してしまった。 そして、筋腫が思いっきり占領しているMRIの画像をみのむちくんに見せたら 「これ見たら普通、即手術って思うでしょ。」と言った。 「でも、もっと大きな子宮筋腫でも手術してない人もいるもんっ!(ノ_・、)」 「それは、40人のクラスで38番目の成績を取って“自分より成績の悪い人はいるもんっ!”って開き直ってるのと同じでしょ!ヾ(`Д´*)ノ(ママ風味)」 あはははははは!ヾ(@°▽°@)ノあはは♪ 「笑いごとじゃないでしょ!ヾ(`Д´*)ノ明日病院に行って、“手術する”って先生に言ってきなさい!!(ママ風味)」 ちなみにM先生は火曜日担当なので、明日行っても意味はない。それに、評判のよい病院での良性疾患の手術は早くても4か月待ち、大人気のところでは1年以上待ちの現実がある。(内視鏡手術の場合。)だからと言って、「術式もどこの病院でもいいから早く手術したい。」とは思わない。 それにしても。。歯科の悩みが解消された途端に、次は婦人科…。今年は病気の悩みがつきない1年なのか?(ノд-。)クスン |