10.リュープリン投与後の体調(副作用) リュープリン投与1回目の翌日、頭痛で目が覚めた。 そして、まるで真夏の直射日光に当たってるような、日焼けした時のようなほてり。何度もほほを触ったが、いつもと体温は変わらない。 まさか。。。こんなに早く副作用がでるなんて! (私の体質から考えると、薬の効きすぎで副作用が出やすい傾向にあり、さもありなんではあるけど。。。) とても信じられなかった。 おまけにいつまで経っても頭痛は治らず、「いつもの緊張型頭痛かな?」と思い、処方された薬をのんでみたが効かない。次に市販の頭痛薬をのんでみたが、やっぱり全く効かず。。。唯一マシだったのは、首の後ろに冷却シートを貼って冷やすことだった。 それから2週間ほど経ったころの9月。「ほてり」の症状はかなりマシになってきた。 まあ、「ほてり」は「ほてり」なのでしれてるし、今年は猛暑だから、自分が暑いのか?世の中が暑いのかよく分からないというのもある。 ただし頭痛は相変わらずひどく、悪化すると何もできなくなるほどひどい。(結局。。私が持っている頭痛のための薬は、どれも効かない。涙)しかも、ほてりと同時にでると、「血圧が上がってないかな?」と心配になってしまう。 ちなみに私が密かに恐れていた副作用は、「高血圧」と「体重増加」である。 体重増加は…なんか、あんまりお腹空かなくなったし、たまに吐き気(特に頭痛がひどい時)が起きるので、むしろ体重減りそう。。 もっと細かいことを言うと、すぐ収まったので、全然大したことないが、不正出血も多少あった。さらに吹き出物もできやすくなった。(そんなにたいしたことないけど、ちょっと憂鬱。)微妙なのは、夜間頻尿が収まって、昼間だけ頻尿になっていることである。(よくわからないが、筋腫の位置が微妙に移動したのか??) それで、投与前の「魔の2週間」とどっちがひどいか?と言われたら、どちらも日常生活は送れているものの、対処できる範囲で収まってるだけ、副作用の方がちょっとだけマシか?…と言っても、まだ1回目の投与から2週間しか経ってないから、今後どうなるかはわからない。 ただすでに、生理が止まってしまった気がした。(そろそろ排卵の時期なのに、排卵痛が起きない。)今の周期で行くと、もろ旅行と当たってしまうところだったので不幸中の幸いだが。(一応、生理用品を持って行ったが、まったく使わず仕舞いだった。) さらに、再び内科を受診したが、私の心配は見事に的中した。1か月間の血圧降下剤服用の効果は全くなし。(+_+)「そんなに副作用の強い薬じゃないから。」と、さらにまた1種類、薬(血圧降下剤)を追加された。 そこで子宮筋腫の手術のために、偽閉経状態にする「リュープリン」を投与しているという話をすると…医師は薬辞典なるもので調べ始めた。(ネットじゃなくて、本当に辞書引いてるところに年齢を感じる。) 「(辞典には)載ってないけど…。理論上、(血圧が)上がっても不思議ではない。」 「そうなんですか?」と言いつつ、心の中では「いえいえ、製造元の武田薬品には副作用として“血圧上昇”と載ってますから〜。」と思ったが、めんどくさいので黙っていた。 それに実のところ、血圧が高いのは投与前だからだったし 「最初に処方された薬(血圧降下剤)が、私には合わないから効かなかった」のか? 「リュープリンの副作用で、薬の効果以上に上昇してしまっている」のか? そして「(高血圧の)自覚症状ある?」と言われ、「自覚症状って、どういうものですか?」と聞くと、「あまり言いたくない。」と言いつつ、「頭痛、肩こり、めまい」と言われた。だが、頭痛も肩こりも以前からあるので、何とも言いがたい。 おまけにそんなこと言われると、 今の頭痛が「高血圧によるもの」なのか? 「リュープリンの副作用によるもの」なのか? はたまた「リュープリンの副作用により、血圧が上がって頭痛が起きているのか?」 よくわからない。。(´Д`) さらに「この薬(2種類の血圧降下剤)を飲んでいることを婦人科の先生にも伝えてください。」と言われ、なんだかめんどくさくなってきた。。。(+_+) どうも最近、病院にいくとやたら疲れる。今日なんて、血圧測っただけで別に大したことしたわけでもなく、そんなに待ったわけでもないのに(総合受付から会計まで約1時間)、何かミョーに疲れた。。。 やはり「病院嫌い」としては、総合病院への受診は大層エネルギーを使うものなのか? しかしその後、「ほてり」はほとんど出ず、副作用は「頭痛」だけになり、しかもそんなにひどくない。 思わず「薬の効果が切れてきたのか?」と思ったぐらいだか、「副作用と効果は関係ない。」と言われたので、たぶん大丈夫だろう。(2回目を投与するまで)これ以上悪化するとも思えず、これなら旅行にも差し障り無さそうでひと安心…と思った。 しかも、悪いことばかりではなく、何か頻尿が軽減され、散々悩まされてきた生理前の腰痛、腹痛がほとんど出なくなり、心持ちお腹の中か楽になったような気がするのは…気のせいではないかもしれない。(リュープリンを使うと、確か6割か7割の筋腫が縮小するからかと。) さらに月日は過ぎて9月半ばとなり、手術まで3ヶ月を切ることになる。 そろそろ会社にも「12月の手術、入院のことを言わないとまずいかも…。」と言う状態になってきた。 …というのも、私の仕事は常に3ヶ月ぐらい先を見据えなくてはいけない。すでに12月1月の話が現実味を帯びてきて、本当はいないのにいるフリをして聞くのはそろそろ難しくなってきた。そうでなくても、部会で「みんな健康には気をつけて。大丈夫だよね?」と言う話が出るたびに、うつむいて苦笑してしまう。まるで自分がジョーカーを隠し持ってる気分だった。だから、早く話した方が楽だが、旅行後にしようと思った。話した私はすっきりするが、言われた方は「モヤッとしてるのに、当人は海外旅行にて不在」と言うのは申し訳ないから。 1回目の投与からは、3週間ぐらい経過した。副作用には波があり、調子のいいときと悪い時があって、悪い時はちょっとしんどい。ただし、ズキズキするようなひどい頭痛はあまりなく、時々微熱みたいな状態になる。(これが俗にいう「ホットフラッシュ」だろうか?) さらに食欲は激減して、「なかなかお腹が空かない」上に、「ちょっと食べただけでお腹いっぱい。」と言う状況に陥っている。(昨年12月からダイエットしてるせいもあるかもしれないが、ハードなことをしていたわけじゃない。)それどころか、頑張って食べないと食べられない状況で、時々「電池切れ状態」になって困った。 そしてやたらチョコレートを食べたくて(←疲労回復のつもりか??) 果物だけは普通に食べられるので、梨ばっかり食べていた。 こんな更年期ってアリなの?!と。 (「更年期」=太るというイメージがあったので。) だが、さらに「困ったなぁ。」と思ってるのが、時折体の力が抜けていくような感じになること。きっとこれは「血圧降下剤」の副作用に違いないが、2種類の副作用のせいで、「やることいっぱいあるのに休まないとできない。」「いまいち頑張りが利かない体調」になっている。 こんなんで海外旅行に行って、本当に大丈夫なんだろうか…? しかも夜中に帰国して、翌日にはまたT大病院に行かなくてはいけない。おまけに、帰国後は土曜日まで出勤で、そうでなくても10月はとても忙しいのに、仕事の合間をぬって来院しなきゃいけなくて、こんな時に無理していかなくてもいいんじゃないか…? だけど。。「次にいつ行けるか?」と言われたら、来年の3月末ぐらい…? でも、その時、必ず行けるとは限らない。…と思うと、今行きたい気持ちの方が勝った。(先生に止められてるわけでもないし。) |