「こんな医師とは決別したい。」 手術の10日ぐらい前の11月末、内科を受診したときのこと。。。 (2013年の6月の健康診断で血圧が高いと言われ、8月からずっと「血圧降下剤」を処方されているため。) 「あなたは忙しそうだから、2か月分出しておくよ。」と言われ、「はい。ありがとうございます。」と答えたが、心の中は「ケッ!」と。 第一印象というのは往々にして外れない。。。「いまいち」と言うのが、ものの見事に当たった! なぜなら…初診から1ヵ月後(9月上旬)のときのこと。。 処方された薬(血圧降下剤)が効いていないとわかったとき、「婦人科の手術を受けるために、リュープリンという薬を投与されており、偽閉経状態にしていること」を話した。 するとその医師は、 「確かに理論上、血圧が上昇してもおかしくはない。」(M先生はリュープリンによって、血圧が上がりやすくなることを知っていたが、この医師は知らなかった。) ⇒「もう1種類薬を増やす。」 ⇒「婦人科の先生(M先生のこと)に、この薬を飲んでいることを伝えてください。」と言い、 「手術が終われば(偽閉経状態ではなくなるから)1種類薬を減らせるかも?」と言ってたくせに。。。 「そうなんですか?大変ですねぇ。」と、 今日は手術の話すら、すっかり忘れていやがった! 高血圧のことと何も関係ないなら、忘れても別に気にしないけど、 これって、結構重要なことじゃないの?だって、リュープリンの効果が切れたら、血圧が下がる可能性大なのだから。 このじじいが、私の電子カルテに何を書いているのか?見てみたい。。(ーー;)(もっとも、じじいなせいか?パソコンが使えないようで、となりでいつも、秘書らしき女性がキーボードを叩いている。) いわゆる「3分診察」どころか1分程度?私が質問したり、話したりするスキをほとんど与えず。おまけにこんな肝心なことを忘れているなんて最悪だ!他の病院の医師は、私が「手術を受ける」と言っただけでも、「いつ、何の手術か?」と聞き、必ずカルテに記入していると言うのに。 「けっ!クソじじい!ロージンボケか?!」と暴言吐きたくなった! それでも、今まで我慢していたのは、リュープリン投与中で血圧も不安定な状態の時に、医師を変えない方がいいと判断していたため。 でも、このじじいはきっと、私の手術が終わって生理が戻っても、延々同じ薬しか出さないだろう。まだ内科だから被害は少ないだろうが、老害だ…と言いたい! ちなみにこの医師は、小規模総合病医の前院長。同じ病院の胃腸科の医師は、感じのいい先生なのに。。この病院が「世襲制」じゃなくて不幸中の幸いだと思った。 そんなわけで。。血圧降下剤を2か月分処方されたのをいいことに、次回は違う病院に行こうと思った。そして、やはり「患者力」(完全お任せではなく、自分でもある程度の知識を持つこと)も大事だと思った。 |
「やっぱり信頼が大事」 M先生が腕のいい内視鏡専門医だったのは、私にとってとてもラッキーなこと。でも最も重要なことは、M先生が私にとって、とても信頼できる医師であるということ。 そんな風に思うのは… 某大学病院にも、M先生と同じように内視鏡手術で有名な医師がいる。こちらもまたアルファベットそのままだと分かってしまうので、「Dr.ブラックスワン」としておく。 Dr.ブラックスワンは有名な医師なので、やはりよく話題に上るのだが、 執刀してもらった人いわく、「(外来で)ブラックスワン先生は、患者の顔も見ようともしないわよ。」とか、術後検診で気になる症状があって相談したら「手術以外のことは、他の医師に聞いてください。」と冷たく言われたとか。 ほとんど表情を変えることもなく淡々と。。「まるで人工知能を持った手術用アンドロイドのようだ。」と思った。 ただ、本当に腕は確からしいので、「手術の腕だけあればいい。」と、割り切れる人は割り切れるだろう。実際、手術待ちをしている人は大勢いるのだから。 でも私は無理だ。。。 もしも「腹腔鏡手術でできるうちに手術しろ」と言ったのが、Dr.ブラックスワンだったなら、私はNOと言っただろうし、Dr.ブラックスワンも強要しない(むしろ手間が省けたぐらいに思う)と思う。 なかなかよくならない術後の体調の悪さも、「やっぱり術前から体調が悪かったからかなぁ。」とか「胃腸の調子、すごく悪いし。やっぱり病院ストレスかな?!」ぐらいにしか思ってなかったが、もし執刀したのがDr.ブラックスワンだったら、「もしかして手術ミス…?」と疑心暗鬼になっていたかもしれない。 私の目を見て、にこやかに、丁寧すぎるぐらい丁寧に説明してくれるM先生の方がずっといい。。 やはり最も大切なのは信頼関係。(もちろんヘタクソな医師は困るけど。) 「手術」と言う命を預ける状況になって初めてそう思った。 |