いきなり重量オーバーか?!(初日・成田空港)

翌朝5時30分起床。

結局、3時間も寝ていない上に、みのむちくんがいびきがうるさいので、リビングのソファでうたた寝していただけである。おまけに4時30分頃、みのむちくんに「準備をするから、隣の部屋で寝なさい。(ママ風味)」と言われ、一旦起きた。ほとんど寝てないに近い。
京成スカイライナー
そこから昨夜、浴室乾燥機に干した洗濯物を片付け、顔を洗って、着替えて、準備を終えると、もう出かける時間となる。(みのむちくんは出かける2時間前から準備を始めて、しかも朝シャワーを浴びるのだから怖すぎる。)

今日は7時前のスカイライナーに乗るつもりで、みのむちくんがチケットを買っている。最寄り駅に着くと、タイミングよく電車が来たが、しょっちゅう来る路線も、今は早朝で本数が減っている。

そして、到着したのはスカイライナーの発車10分前。1本逃すとちょっとやばかっただろう。しかも、精算しないといけないし。(自動券売機で出来るだけでもマシか?)

まだ通勤ラッシュの時間帯にはちょっと早いが、成田空港行きのホームは、ほどほどに混んでいる。ふと「チェスキークルムロフからウィーンまでの電車もこんな調子だったら、とても乗換えなんてできないなぁ。」と思う。

こんな時間でも、空港に向かう人は意外に多く、車内には意外に人が乗っている。そして、第2ターミナルに到着する頃、私の眠気は最高潮に達する。もちろんここで眠るわけにはいかない。

混み合うチェックインカウンターまずチェックインの手続きを行うため、カウンターへと向かう。スイス・インターナショナルエアラインズは、スターアライアンス系のため、前回ちょっと見学に来た南ウイングからの出発である。(しかも、搭乗するチューリッヒ行きは、ANAとのコードシェア便らしい。)

そして、両隣はルフトハンザドイツ航空とオーストリア航空。まるで国の配置そのままである。

空港内はまだそんなに人がいないが、すでにかなりの人が並んでいる。チェックインカウンターが3箇所しかないためだろう。どうもツアー客も多そうだ。「お待たせしました〜。荷物が1つなくなっちゃって。。」と慌てて駆け込んできた客がいた。みのむちくんは「まだどこにも行ってないのに、もうなくなっちゃったの???」と言う。(笑)

順番を待っていると「ビジネスクラスのカウンターが空いておりますので、よかったらそちらにどうぞ。」と言われたが、あと1組で順番が来るのに言われても…。

ちなみにスイス・インターナショナルエアラインズの荷物の規定は、2人で40sまでらしい。(コンチネンタル航空は個別で20sだったが、こちらは合算でよいらしい。)しかし、厄介なことに、機内に持ち込める手荷物は、(エコノミークラスで)1人1個のみの上に8sまでという制限があることを知らなかった。

手荷物は通常、計量することはないようだが、私は2つもバッグを持っていたせいで、2sのオーバーが発覚する。しょうがないので、手荷物を1つにまとめ、オーバー分のダウンジャケットと着替えを「ロストバゲージするなよ。」と思いつつ、スーツケースに入れ替える。手荷物にはスイス・インターナショナルエアラインズのタグをつけられた。

それにしても、1人1個でしかも8sまでしか持ち込めないとは。。(私の場合、デジタル一眼だけで1sいくし、そのためのカメラバッグも携帯しているので、必然と重量は重くなる。)事前に分かっていれば「もっと荷物を軽量化しておくべきだった。」とちょっと悔やむ。しかし、たった1つで1sになる変圧器を持ってこなかっただけ、マシである。

南ウイングの展望デッキやはり一度経営破綻した会社は重量にシビアなのか?しかしまあ行きはいいとして、帰りはどうするか…?間違いなく荷物は重くなるだろう。「日本からの便より、シビアでないといいなぁ…。」なんて、淡い期待を抱く。

重量制限のことを考えると、しょっぱなからいきなり憂鬱になったが、あまり名案とは言えないアイディアを思いついた。

ちなみに今回は、一人旅とエクアドルと違って「あれがない。これがない。」と焦る事態はまだ起きていない。ただ、マイレージを加算してもらうために、カードを入れた財布を出そうとして、なかなか見あたらず、一瞬とても焦った。

財布がなくても、パスポートとEチケットがあるので、とりあえず旅行はできるが、現金が手持ちのユーロのみで、クレジットカードがないのは大変不便である。

ともあれ、チェックインの手続きを終えたので、この先のセキュリティチェックへと進むことにする。ローソンでおにぎりと飲むものを買って、飛行機の離発着が見られる展望デッキで食べることにする。私の激務な昼食と変わらないではないか。しょぼい。(みのむちくんは「南ウイングのレストランは高い。」と言うが、北も南も同じぐらいではないか?)しかも、眠くてあまり食欲はない。

クレジットカードのラウンジその後、ドラッグストアに行って、洗剤を買うが、ロープと洗濯バサミというどうでもいいものがセットされているせいで結構高い。(みのむちくんが前日、買うのを忘れていたのである。)

さらに、クレジットカードのラウンジで時間をつぶすことにした。みのむちくんはアメックスの会員なので、同伴者も無料である。パソコンが使えるのは便利だが、セルフサービスで飲み物が飲める程度では、ローソンで何か買って食べるのとあまり変わりはない。今回が初めての利用だが、「ここに1,050円はちょっと出せないな。」って感じである。

さらにみのむちくんは、今日が給料日で、空港内のATMで、色々振込みなど行っていた。私は前日なので、振込みやら引出しはすでに終わっている。(こういうときは、給料日出発は不便だ。)

ちなみに、これから向かうチェコの通貨はチェココルナ。現地でしか両替できないので、日本円を持っていくことになる。

時刻はそろそろ9時30分。
「9時55分頃には搭乗ゲートに来てください。」と言われていたので、出国手続きへと向かう。出国審査場には自動のカウンターもあるが、まだぜんぜん使えないようである。そして、免税店エリアで、みのむちくんはタバコを買う。またまたおまけの景品につられての2カートン買いである。

お馴染みの免税店エリア 搭乗ゲートへ

10時10分前となり、搭乗のための33番ゲートを目指してひたすら歩く。すると向こうから、便名を書いたカードを持ったスタッフが「スイスインターナショナル・チューリッヒ行きにご搭乗の〜」なんて言いながら歩いている。

よくみたら、私とみのむちくんが乗る便ではないか。

「あ!これ…」と、目があうと「もう搭乗を開始してますから、ゲートにお越しくださいね。」と言われる。

え?もう搭乗を始めているのか??早いなぁ。。

しかし33番ゲートまで来ると、搭乗はまだビジネスクラスとエコノミークラスのみである。そこで、みのむちくんは、売店で日本酒を買い、タバコを吸いに喫煙所に行ってしまう。(今回は、最終目的地のプラハまで、荷物はピックアップできないので、機内で飲む分しか買えない。)

しかしその直後、全ての乗客の搭乗が可能となり、搭乗ゲート付近の座席は一気にまばらになる。それから5分後…どんどん列は少なくなっていくが、まだみのむちくんは帰ってこない。




来ないなら、来させて見せようホトトギス(初日・成田〜チューリッヒ)

搭乗ゲートで待つ乗客が数人程度に減った頃…、「お客様はチューリッヒ行きにご搭乗ですか?お連れ様をお待ちですか?」と声を掛けられる。しかし、(タバコを吸いに行ってるとは言えず)「ちょっとトイレに行ってるんです。」と答えると、「戻られましたら、すぐにご搭乗くださいね。」と言われる。

次々と搭乗する乗客。みのむちくんは戻ってこない〜! 5分ぐらい過ぎ…。
しかし、みのむちくんはまだ帰ってこない。

するとまた係員が来て「お客様の搭乗券をいただけますか?お連れ様の分はお持ちですか?」と聞かれたので、「本人が持ってます。」と言うと、「先にお進みいただけますか?」と言われる。それで、みのむちくんの荷物も持って、搭乗口に行きかけたところで、みのむちくんが戻ってきた。

時刻はまだ10時5分なのだが…。ともかく、「早く乗れ」「早く乗れ」とすごいプレッシャーだ。
定刻どおりに出発するつもりか?!

そういえば、スイス・インターナショナルエアラインズのキャッチコピーは「欧州系最短のトランジット。45分で可能」であるのを思い出した。(私とみのむちくんのトランジットの時間は1時間30分程度だが、45分では寸分の遅れも許されないだろう。)

さっきすれ違ったスタッフはその伏線か…?、南ウイング中を徘徊しているのだろうか?しかし、どうやって乗客を見つけるのか?それはチェックイン時に、機内持ち込みのバッグにつけれらたタグ。「何の意味があるのだろう?」と思っていたが、これで自社の乗客を探しているに違いない。

もし定刻までに、乗客が来なかったら???
どこまでもどこまでも探し歩いて「チューリッヒ行きにご搭乗の○○さま〜!お急ぎ下さい。」とか言いそうである。(苦笑)事前から歩き回ってアナウンスするあたり、まあ努力は認めるが…。

みのむちくんは「秀吉型だね」という。
「来ないなら、来させて見せようホトトギス」(「鳴かぬなら鳴かせてみせようホトトギス」)。

ちなみにコンチネンタル航空は、
織田信長型「来ないなら、行ってしまえホトトギス」(「鳴かぬなら殺してしまえホトトギス」)(乗客を待たない航空会社として有名)

そして日系は
徳川家康型「来ないなら、来るまで待とうホトトギス」(「鳴かぬなら鳴くまで待とうホトトギス」)と言ったところか?
(日系航空会社の国際線は乗ったことがないので、あくまで想像である。)

スイスインターナショナルエアラインズの機内 それはさておき、今回は通路側で2席。連休から外れた日程であるにかかわらず、意外に機内は混んでいる。乗客もほぼ日本人だらけである。

「この中で、プラハを目指すのは、私とみのむちくんぐらいのものだろう…。」と思ったら、隣に座っている女性2人も、東欧三カ国いずれかを目指しているようである。

そしてスイス人客室乗務員は、女性でも意外に大きい。(175pはありそうである。)アメリカ系より威圧感がないのが幸いか?なんだか、他社外資系キャリアより、日本人乗務員の人数が多く感じるのは気のせいではないだろう。

だが私が座っている1つ前で、日本人乗務員だけど、むすっとして座ってるのが、いかにも外資系客室乗務員らしい。(一人でニコニコしてるのも怖いものがあるが。)

しかし、エンターテイメントは仕方がないとして、エマージェンシービデオまで、日本語字幕もなく、英語オンリーというのは問題あるのではないか?水に落ちた時のやたらリアルな効果音とか付けている場合ではない。どこの航空会社も似たり寄ったりで、飽きるぐらい何度も見てるから、何を言わんとしているかわかるが、初めての搭乗ならいまいち理解できないと思う。

そして想像どおり、定刻出発を目指しているようである。…と言うか、テイクオフが10時35分。むしろ定刻より早いのではないか?

離陸後の昼食 さて機内食は、チキンカレーとパスタの選択。
前回のコンチネンタル航空が、史上最高にまずかったせいか、とてもとてもまともに感じる。(苦笑)みのむちくんは私のパスタを見て、「普通においしそうに見える。」と言う。パンもバターも普通においしい。(特にコンチネンタル航空のパンなどひどいものであった。)

有料という噂もあったアルコール類も無料だ。だが、あまりにも眠いせいか、あまりお腹は空いていないので、パウンドケーキはあとで食べることにする。

眠気は最高潮になり、この後3時間ぐらいひたすら眠る。この間私は、まるで満員電車に乗ってるがごとく、ぐらんぐらんしていたらしく(苦笑)、みのむちくんが私のシートを倒したらしい。(みのむちくんはずっと「私は貝になりたい。」という映画を見ていたようだが、かなり悲惨な内容のようである。)

そして、ぱっと目覚めると、いきなりアイスクリームを手渡される。「私が起きたからか?」と言うと、みのむちくんは「アイスが配られてるから起きたんでしょ。」と言う。

しかしまだ眠気は取れず、「パソコンやる?」といわれたが、さらに2時間ぐらい眠ることにする。機内は寒くなったり暑くなったりして、体温調整が難しい。(…といっても、エミレーツ航空のように寒くなく、むしろ暑いぐらいなのは、スイスが寒い国だからか?)

次に起きたときには、鮭のおにぎりとミネラルウォータを渡された。おにぎりはいわゆるコンビニで売ってるタイプのもので、この複雑な包装は外国人には不可解だろう。1つ後ろに座っていた外国人カップルは、なかなか手をつけようとしない。

到着前の軽食 かれこれ5時間ぐらい寝ただろうか?およそ12時間30分のフライトで、今9時間が経過している。あと30分ぐらいすると、軽食のサービスが始まりそうである。やっと目が覚めてきたので、ここまでの旅行記の文章を作ることにする。まだそんなに時間は経ってないはずなのだが、すでに文章は結構長い。

ちなみにみのむちくんは、簡単なドイツ語をメモって来たらしいが、もって来るのを忘れたらしい。(だめじゃん。笑〜そこで電子辞書を渡したが、早速電池切れ。予備電池を多めに持ってきて幸いである。

到着直前の軽食は、照り焼きチキンサンドと、りんごとなぜかSOJOY。カロリー合わせの給食のようだ。何となく食べてしまったが、日持ちのするものを先に食べるのではなかった!私にはさっきのパウンドケーキがまだ2個も残っているのに。その後、さらにチョコレートが配られ、なんだかんだちょこちょこと色んなものを配る航空会社である。

チューリッヒ国際空港(Zurich Airport)が近づいてくる頃、いかにも「山国の都市」という景色が現れる。到着時刻したのは15時30分。結局予定より30分も早く、トランジットまではまだ2時間ある。