1.退院翌日(12月15日)〜7日目(12月21日)【術後6日〜12日目】 ■12月15日 昨日、夜中に目を覚まし、寝ぼけてまだカーテンに囲まれた病室のベッドにいるのだと…。 「ここはみのむちくんのおうちでしょ!ヾ(@°▽°@)ノ」と言われてまた眠りに入った。 1週間ぶりにうちに戻ると、まるで騒がしくてうるさくて、よく食べる動物がいるよう。。(笑) …と思うのは、自分がまだ退院して間もないせいか?まだまだ体力が戻ってないせいか? 両方だろうか…? そして、入院中ずっと悩まされていた痛み(左脇の腰あたり)は、どうやら筋肉痛の強烈なものだったらしい。なぜなら退院時に処方してもらったロキソニンより、家にあった湿布(市販品)を貼ってる方が治まっている。 つまりすぐるちゃんの「気休めかもしれませんが…」の「気休め」が「気休めではなかった。」ということらしい。やはり若いと言っても、医師は医師だなと。(←自分の主治医だと言うのに、何たる失礼な言い草。^_^;) そして…意外なことに。。みのむちくんは、T大病院のことをわりと気に入ったらしい。…と言っても、私とは違う理由だが。。 「あのね〜〜、麻酔科の先生、白衣の肩の部分に“ますいか”って、ひらがなで書いてあったよ!ヾ(@°▽°@)ノ手術受けるのは大人だけじゃないから、ちょっとでも馴染みやすいようしてるんだって!」とか T大病院で時報がわりに流れる「アルプスの少女ハイジ」のオープニングテーマみたいな音楽とか、踊りだしたくなるようなやたら陽気な音楽。眠れない日が続いた私には忌々しく感じたが、「あの曲、すごくいいね!ヾ(@°▽°@)ノ」と。 みのむちくんは私と違って、「病院らしい病院が好き」と言うのもあるけど…(^_^;) どうやら、この「子供」に基準を合わせたノリが気に入ったらしい。まあ、主治医であるすぐるちゃんや看護師さんに、言われのない文句言うより全然いいけど……。( ̄ー ̄; そして、みのむちくんには「筋腫がなくなって寂しくない?」と聞かれた。 全っ然!!( ̄∇ ̄) (筋腫ですら「切り刻まれたのがショックだった。」と言う人がいるけども)私にとって大切なのは子宮と卵巣のみ。筋腫にいたっては切り刻まれようが、ミンチにされようが、捨てられようがどうでもよかったりする。 大体、コイツのせいで私は手術を受けなきゃいけないハメになったんじゃ〜〜〜!!みのむちくんは筋腫の現物を見て、触ったからそんなことを思うのかもしれないけど。(; ̄ー ̄川 しかし結局、みのむちくんは一度もM先生には会わず。当然のことながら、産婦人科だから患者としてT大病院に来院することもなし。私にとっては「よく知ってる先生」で、「間違いなくM先生が執刀した。」と思ってるけども、みのむちくんからしたら「Dr.Xが執刀した。」って感じだなと思った。 ■12月16日・17日 12月9日の手術から、術後1週間が経過した。 洗濯、料理、近所に買い物ぐらいなら、普通にできるし、ほんの少し気をつけていれば、傷が痛むことはほとんどない。ただし、右下腹の付け根近くの一番大きな傷跡(約2.3センチ)はまだ押さえたら痛いので、かがんだり、床を掃除したり、ぴったりとしたデニムパンツを履くのはちょっと難しい。 そして入院中、胃腸の調子が悪くて、あまり食べられなかったせいで、2キロほど体重が減った。 しかも、筋力が落ちて体脂肪が増えたせいか?やたら寒さが堪えるので、出掛ける時にはかなり厚着しないと寒い。外を歩くと、「雲の上を歩いているよう。」と思うほどではないが、何となくふわふわした感じだった。 それでも、クリーニング屋にいって、100円ショップに行き、スーパー、ドラッグストアと、あちこち2時間ぐらい回って、気が付くと買い物の量はなんと7キロ!(⌒▽⌒;)途中、ちょっとお腹の傷が痛くなったが、意外に平気だった。(でも、ほどほどにしようと反省。。) そして、夕方になると、まだ微熱が出たりするが、特に寝込むほどしんどくはない。自宅にいると、いい意味で気持ちが他に逸れるからか?病院ではナースコールしていたような痛みもあんまり気にならず、自然に治ってたりする。 ただし、ちょっと困ってるのは、未だ膀胱炎のような症状があること。そんなに尿が溜まっているわけでもないのに、やたら尿意を感じる。 膀胱の上にどかっと載っていた筋腫を切除したから、子宮の傷が癒えないうちは、膀胱の収縮が負担なのかもしれない。まだ手術から1週間しか経ってないので、この違和感はしょうがないかも?…と様子を見ることにした。 でもそれ以上に「困ったな。」と思ったのは、次回の1ヵ月後検診まで湯船に浸かれないこと。理由は「感染防止」のためで、「お風呂(湯船)は意外にばい菌が繁殖しやすいから。」と看護師さんに言われた。(これは、お腹の傷からの感染というより、「膣からの感染」ではないかと思われる。) だが、寒さに弱くなった術後の身体にこの状況は、地味にツライ。(/ー ̄;)シクシク 仕事を休んでいる間は、まだ暖かい日中のうちにシャワーを浴びることにした。そして、冷たい飲み物は一切飲まず、とにかく身体を冷やさないように気を付けていた。 ■12月20日 近所のパン屋のカフェでモーニング。とにかく、「寒さが堪える。」と言うことがわかったので、かなり厚着して出掛けた。この店のモーニングタイムは朝9時から11時と遅めなのに、普段はなかなか早く起きられなくて行けなかった場所。さらに、行列のできる和菓子屋に行ってみたり…。この休みは「神様がくれた。」とでも思って、休んでるときしかできないことをやって、ゆったりと過ごそうと思った。 ■12月21日 退院から1週間。まだ処方された胃薬をのんでいるものの、胃腸の調子もだいぶ復活してきた。術後よかったことは、びっくりするほどお通じがよくなったこと。 「なんやなんや??なんでこんなに広々しとんねん????どないしたんや〜?!」とひどく動揺していた腸や膀胱も、やっとでかい腫瘍(筋腫)がなくなったことに納得したのかもしれない。(あくまで想像。笑) ただし、トイレに行きたいのをがまんしていると、まだ子宮あたりが痛くなってくる。これでもかなりマシになった方だけど。(^_^;)リアルな話で申し訳ないが、膀胱に尿が溜まりすぎた状態でトイレに行き、お腹に力を入れると、痛みを感じる。だから、用を足すのに少しコツがいる。 温存しようが全摘しようが、子宮の手術では、膀胱への影響は避けて通れないのだなと思った。(*あくまで私の場合ですが、術後1ヶ月ぐらいでほとんど症状もなくなりましたので、心配するほどのものではなかったかと思います。) |