5.1ヶ月後検診(1月17日)【退院35日目・術後39日目】

1カ月後検診のため、すぐるちゃんの外来にて。

今日は婦人科ではなく、産科枠で受診しているため、いつもと違う診察室から呼ばれ、なんだか違和感。
「よい年越しを迎えられましたか?(^-^)」と言われ、「はいおかげさまで。」と答えたが、実のところはごろごろしていただけで「ヒマだ〜〜!!」って感じだったけど。笑

まず「病理の結果は、普通の筋腫でした。」と。

「それだけかい!」と思わなくもないが、術中の写真は素人の私が見ても(見た目が子宮と変わらない)「普通の筋腫」

ちょっと怖いことを言うと、今日はイレギュラーな来院。すぐるちゃんには「病理の結果を聞くのは、金曜日と決まってるんです。」と言われたが、実は悪性腫瘍担当医の日でもある。稀だけど、もしも病理検査で、「子宮筋腫によく似た子宮肉腫」の疑いがちょっとでもあったら、即座に悪性腫瘍担当医に回すつもりだったのではないか?と思った。(汗)

「超音波(この場合は経膣式)で診たいと思います。」と言われ、「あ………やっぱりやるんだ。。( ̄▽ ̄;)」と。

番外編でも書いたが)M先生とは付き合い長いし、男性であることをほとんど意識させないので、検査をしてるときも、診察終わって下着つけてる時も、普通に会話していたぐらいだが、すぐるちゃんは「男子オーラ満載」なので、ちょっと気恥ずかしい。

今まで内診の類は一切なかったし、しかもすぐるちゃんって実はイケメン。( ̄▽ ̄;)
あえて気付かないようにしていたけど、すぐるちゃんに担当してもらった知人に「K先生(すぐるちゃんのこと)って、かっこいいですよね。」と言われて、やっぱりそう思うんだと。(汗)

イケメンは産婦人科医になってはいけない。なんでイケメンがこんなところにおるねん。」って思ってるから、あんまり認めたくない。。。。(^▽^;)もっともそんな雰囲気をかもし出したらやりにくいだけだし、私も「イイトシした大人」なので、表情も変えずに「あ、はい。」と答えた。

さらに「傷(手術の傷跡)、見せてください。」と言われて、「え?!見るの?!(;゚∇゚)(やだなぁ×2)」と思ったが、すでにゴソゴソたくし上げられてるのだからもう遅い。またまた、そんなそぶりも見せずに、へラッと明るく「キズパット貼ってたらかぶれました〜〜。( ̄▽ ̄;)」と言った。

「これは傷が…と言うよりもキズパットのせいですね。なかなか普段貼る機会もないので(かぶれる体質かどうか)分かりにくいと思いますが。」と言われ、「私もそう思います。」と。

傷口をキレイにするために貼ってたのに、痒みが出てかきむしってしまうなんてなんてこと!(その後はずっと、皮膚かぶれの薬だけ塗って放置していたが、どうやらケロイド体質でもないらしく、むしろ「何もしない方がきれいに治った。」という事実。汗)

そして、超音波検査も特に問題はなく、「きれいでした。」と。「特にもう生活に制限はありません。」と言うひと言でまとめられたが、婦人科で言うところの「生活の制限」は幅広い。

思わず「妊娠してもいいんですか?( ̄∇ ̄)」と冗談半分に聞こうかと思ったが、「返答に困るかも?」と思ってやめた。(それとも「あ、それはもうちょっと待ってください。(^▽^)」と明るく言うんだろうか?)ただし、真冬に湯船に疲れないのが地味につらかったので、解禁になってホッとした。

さらに「生理来ましたか?」と言われて、「まだ来てないですけど、もうすぐ来そうです。排卵した時に痛みがあるのでわかりますから。(大体私の場合、排卵痛があって、約2週間後に生理が来るから。)」と言うと、「そうですね。超音波で見た感じもそんな感じでした。」と。内膜が厚くなったりして、「もうすぐ来そうだ。」とわかるんだろうか?

それで、私が「意外に手術のダメージが少なくて驚きました。」と言うと、腹腔鏡手術だから…というよりも個人差の問題らしい。私の回復が早いだけで、他の人もそうだとは限らないと言われた。

退院後の休養の目安「2週間」と言われたのを「3週間」休んだのがよかったのだろうか?
術後、気持ちの落ち込みもなく、上向きだったのがよかったのだろうか?
ともあれ私は、決して自分の体力を過信していないので、ちょっとビックリだった。

「(入院中は)むしろ胃の調子が悪かったぐらいです。」

「入院したら、かえって体調崩したりする人いるんです。だから病院はできるだけ長くいない方がいいんですよ。(⌒∇⌒)」

それって、とても良心的な意見だと思うけど、医師としてはどうなの?(^▽^;)
(ここで、すぐるちゃんが「術後の経過問題なし」という診断だったのは、やはり私の不調が手術のせいではなく、“入院に対するストレス”と見抜いてのことかと思った。)

「次は半年後にまた様子を見ましょう。再発していることがあるかもしれませんから。いつがいいですか?」と言われたが、8月なんてどこでも一緒だったので、下旬に予約を入れた。

そんなわけで、また半年おきの定期検診ということで、1年前と同じ状況になった。と言っても、今後は再発してないかをチェックするために、検診が続くことになるわけだけど…。

でもすぐるちゃん!8月って…半年後じゃないよ!(゚∀゚)
もしかして(お盆後の方が)外来が空いている時の方がいいだろうと思ったのかもしれないけど。
(でも、7月でも8月でも対して変わりはないので、あえて指摘しなかったが、やっぱりツッコミどころ満載。笑)

そんなわけで、すぐるちゃんの話は終わったっぽいので、「これ、ちょっとバレンタインデーには早いけど、よかったらお召し上がりください。」とチョコレートを渡した。「ありがとうございます。」と、普通に受け取ったのは、いかにもケーキ屋の手提げ袋だからか?

さらに「M先生にはお礼のお手紙を書いてきたので、渡していただけませんか?10年以上もお世話になったのに、お礼も言わないのはものすごく失礼なことなので。。。」と言うと、「次回は、教授は隣にいますよ。(^-^)」と。

「いやあ、半年後なんて、それはちょっと失礼ですから。^^;」と答えたが、すぐるちゃん、気を使ってるなぁ〜〜〜。

すぐるちゃんにとって私は、自分の上司であるM先生の患者。しかもM先生とは11年も付き合ってきたから、すごく気心知れていた状態から引き継いだわけで。。すぐるちゃんにとって、えらく気を使う患者なのだろう。

「先生(すぐるちゃんのこと)、入院中は大変お世話になり、ありがとうございました。」と言ったら、「いえいえ。」と言われたが、きっとそこに続くのは「手術をしたのは教授ですから。僕は大したことしてないですよ。」って感じなのだろう。

私があえて「先生」と立てておかないと、 「やっぱり教授(M先生)の方がいいんですね。(ノД`)シクシク 僕みたいな不甲斐ない若造は嫌なんですね。」となりそう。(私的にはM先生に全く頭が上がらない分、想像するだけでおかしい。笑)

…と言うのが分かるので、影で散々「すぐるちゃん呼ばわり」していることなどおくびにも出さず、ある意味、M先生より気を使ってたりする。例えば「露骨に差をつけるのもいやらしいよね。」と散々悩んで、M先生と同じものを渡したし。(まあ、M先生への手紙を渡してもらいたいがために渡したというのもあるけども、逆にM先生はそんなこと全く気にしないだろうし。)

そして、M先生への手紙に費やした時間は6時間以上。(^_^;)人生でこれぐらい気を使うことも珍しい。(リーマン経験長いと、医者にも色々気を使うんだよねぇ。)

で、どうも雰囲気的に、M先生には看護師さんから渡してくれそうだったが、「賞味期限はいつですか?」と看護師さんに聞かれ、「1週間です。」と答えたが、気にするのそこかい?!笑

T大病院は都内の大学病院とは思えないぐらいアットホームなので、賞味期限内に渡そうと気を使ってくれたのかも?でも、もし「明日です。」と言ったらどうするつもりなのだろう?とか、「これがケーキだったら大迷惑だろうな。」とか想像すると笑える。

そして帰りしな、会社に提出するための診断書を受け取った。「1ヶ月かかる」と言われて、今日の受け取りは「ギリギリですね。」と言われていたが、ちゃんと出来上がっていた…けど。。。

ぷっ!(*≧m≦*)ププッ
ぷぷぷぷぷぷっ!
あはははははは!!⊂((〃≧▽≦〃))⊃

字が個性的過ぎてほぼ読めない。(笑)
病気の原因が読めない。多分「不詳」と書いてるのだろうけど。

さらに、私は「腹腔鏡下子宮筋腫核出術」と知ってるから読めるけど、知らなきゃ全くわからない。まるで70過ぎのじーさんが書いたような達筆さ。(…というか、すぐるちゃんはまだ30過ぎだと思うのに、時々言うことがじいさんっぽい。笑)

そして、紹介者には「IクリニックのS先生」という懐かしい名前。。

さらによくよく見ると、入院日・手術日を間違って訂正印乱発。(だけど、訂正印を律儀に押しているだけ親切…という話もある。)おまけに「その」は「その」になっていて、パソコンを使える年代にしては珍しく「じーさんか?!」と。

1ヶ月という期限があるのに、受け取って早々に書いてくれたのは素晴らしいが、ツッコミどころ満載の診断書だった。診断書を見てこんなに受けたのは初めて。「そんなに笑わなくてもいいじゃない。」とみのむちくんに言われたが、すぐるちゃん、面白すぎる!!!ばんばんっ!┃☆ヾ(≧▽≦)oひゃっはっはっ!!

ちなみに今後は、再手術が必要な状況にならない限り、すぐるちゃんが主治医となる…らしい。

いつもにこにこしていて、(傷口のテープを取るとき)「(自分の手が)ちょっと冷たいかもしれませんが…」とか、「荷物そんなにたくさんで大丈夫ですか?」なんて、気遣いができるいいヤツ。(多分、M先生が手元に置いてかわいがっている医師なのだろうと推測。)

これでイケメンじゃなかったらなぁ…と思うけど、「顔がいいから嫌だ。」なんて、あまりに理不尽すぎて言えず。。(^▽^;)「不細工や性格が悪いよりいいじゃない。」という友人の言葉に、納得せざるを得なかった。