4.退院23日目(1月6日・復帰初日)〜34日目(1月16日)【術後27日〜38日目】

■1月6日

復帰初日の今日は仕事始め。会社自体もまったりした空気だったので、ちょうどよかった。意外に浦島太郎な感じじゃないのは、休み中も仕事のメールのやりとりをしていて、状況を把握していたおかげだろうか…?

ただし、冬場でも暑いオフィスなのに、下半身(お腹の部分)だけは、やたら寒さに弱くなっているというか、冷えるというか、傷跡や子宮がピリピリ痛むので、当分カイロをつけて出勤することにした。

もっとも、痛み止めをのむほどでも、「病院に相談してみようかな?」と思うほどひどくはないけど。
むしろ、総体的には入院前より元気かも…?

お正月休みがあったおかげで、M先生が言われたより1週間長く休めたからか?
意外に思ったより疲れておらず、「普通に仕事してる!」とびびられた。( ̄▽ ̄)

ちなみに前夜、「排卵されたな」と言う感じがあって、また一段と「リュープリンの効果が切れてきた!」と言う実感がでてきた。でも、一気に消滅するのではなく、「女性ホルモンの分泌とリュープリンの副作用」がオーバーラップして、徐々に消えて行く感じのよう。ちょっと意外だった。

だけど、再び体内にエネルギーが戻ってきた…というか、カスっカスだった体に再び油がさされたよう。これもきっと体験した人にしかわからないだろう。完全に元通りになるまでもう少し。


■1月8日

最近になってみのむちくんは10年前、急性虫垂炎で最初に駆け込んだ近所の総合病院(私は嫌いだけど、みのむちくんの行きつけの病院)と、搬送先の「都内某大学病院」に対して、ぶつぶつと文句を言い出した。

今更?!( ̄▽ ̄;)

きっとT大病院のいちいち丁寧な対応を見てしまったせいだろう。。。手術立会いの家族に対しても、手術中、待機する場所に案内し、手術が終わったら、どこにどうやって行けばいいか?を説明し、さらにその説明を書いた書面もくれるのだから。

だけど……今さら文句?!( ̄▽ ̄;)

大体、みのむちくんが散々私に「もっと近い病院にしたら?」と言った「近い病院」の1つは、この都内某大学病院のこと!当の本人(みのむちくん)は「入院生活は楽しかった。」と言うから、「まあいいか。」と思ったものの、私のこの病院に対する心証はとても悪い。

みのむちくんの入院中の主治医は講師で、病状等の説明中に、准教授が大勢引き連れてやってきた。途端に主治医は、ひとことも発しなくなり、それも「感じわるっ!」と思ったが、いきなりやってきた准教授もまた自己紹介をするわけでもなく、「どのみち手術だな。」と言い放つ。

さらに周りにいる僕たちに色々説明していたが、肝心の患者のことは無視な上に、そもそも素人の私でも今更やっても何の意味もないとわかる超音波検査。何の前触れもなくやってきて、人の神経逆なでするだけの存在に、「准教授如きがえらそうに!」と思わず敵意の目を向けてしまった。それが通じたのか?主治医に「すいませんね。」と言われた記憶がある。

それから数年経った後だろうか…?
みのむちくんは「すごいキレイな病院に変ったよ。(今までとは同じじゃないと言う意味。)」と言うが、それも違うと思う。「何を重要視するか?」人それぞれの価値観があるが、設備や建物じゃなくて、まず「人(医師や看護師)」が一番大事なんだよと。

大体、自分が嫌だと思った病院、人に押し付けるんかい?!(ーー;)

それで私がまず「近所の総合病院」のことを、「何がよくなくて、なぜ私が嫌いなのか?」を説明した。すると「今度から、○○病院にする!」と近所の別の総合病院を言った。

あくまで「近所」(徒歩圏内)にこだわるらしいが、私は「家の近所にあるから」と言う理由で病院を選んでよかったことは一度もない。(…というか、ウチの近所はよい病院が少ない。きっと高齢化が進んでいて、患者の多くは昔ながらの「お医者様」でも普通と思ってしまうんだろうな…と推測する。)

みのむちくんって……病院選びのセンスがないのでは?と常々思ってるのだけど。。

「近くだったら、何かあってもすぐに駆けつけられるから。」と言うことなんだろうが、まず何かあるようなことがあってはいけない。仮にあったとしても、お任せできるような病院でないといけないと私は思う。

「T大病院でよかった。執刀医がM先生でよかった。」と思うことは何度もあるが、後悔したことは一度もない。医療に関して、これからも絶対にみのむちくんの言うことは聞くまいと思った。


■1月9日

職場復帰から4日目。
たった4日間のことだけど、初日と今でも、体調が全然違う。でも実は手術のダメージよりも、手術のために投与したリュープリンの副作用から脱してきたことの方が大きくて、入院前と今では疲労度が全然違う。

入院直前の頃(11月下旬から12月の上旬あたり)はひどい体調不良で、亡霊のようなエネルギーしか残っておらず、完調時の30〜40%ぐらいしか体力がなかったのが、今は70%ぐらいまで戻った感じだろうか?

それとやっと「不眠(リュープリンの副作用の1つ)」から脱しつつある。
未だ途中で目を覚ますものの、2〜3日前から睡眠導入剤を服用しなくても眠れるようになってきた。

少しずつ、少しずつ、服用する薬が減ってきて……
今までとは全く違う体のよう!
復活だ〜!!!って感じ?(;∇;)

そして手術のダメージは、想像以上に軽く、術後2ヶ月も経てば、完全に回復しそうな勢い。

そんなわけで、術後4日目ぐらいに「筋腫によって、一番悪影響を受けていた腸や膀胱が“明らかに動揺気味。”」と書いたが、今度は8月末からの長い冬眠状態から、やっと目覚めた子宮や卵巣が当惑気味。。

卵「あーあ、何か、よお寝たわぁ。(´0`)ふぁ~」

子「でも、めっちゃ寒ない??」

卵「ホンマ、いつの間に冬になったんやろ。。嫌やわぁ。」

子「ウチ、何か変やねん。ちょっと痛いねん。なんでやろ?p(´⌒`。q)グスン」

卵「え?!(*゚0゚)ハッ!!ホンマや!!えらい小さならはったし、傷だらけやん!!どないしたん?!(*゚o゚*)」


◆「誰かなんか、もぎとっていっきょったで!!」


卵「ええええ〜〜〜何なん?それ??(゚◇゚;)」


◆「しかもアンタ、なんか切られとったで!血ぃ、ダラダラ出てたで。」

子「え〜〜〜〜!!ウチ、そんなん怖いわ〜〜〜!嫌や〜〜!嫌や〜〜!゜゜ヽ(●゜´Д`゜●)ノ゜゜ウワァァァン」


…って感じではないか?と勝手に想像。(笑)
(同じ関西弁だけど、子宮と卵巣なので「女子っぽく」してみました。笑)

そんなわけで、気が付けば術後1ヶ月。
「でかパン」を履くのをやめました。(;^-^;)

お腹の傷はすっかり治ったので、おへそあたりまで覆うようなパンツを履く必要もなく、寒さ対策はヒートテックのショートパンツで問題ない。だって…何か、ずっとでかパン履いていると、テンション下がりそうだし。(「なんで?!」と言われそうだけど。笑)


■1月13日

仕事帰りに、本当に久々にビールを飲んだら…意外にうまかった!!(  ̄▽ ̄)ビール飲んだの2か月半ぶりぐらい?

今までずっと体調が悪くて、あんまり飲み会とか行けなかったせいもあるけど、そのことがビックリだよっ!!(;゜∇゜)(アルコール類の制限は何もなかったので、シャンパンとかワインは年末から飲んでたけど。)