12.半年じゃない半年後検診(8月26日) 「あーめんどくさいな。」とか、「行きたくないな。」とか、思いながら迎えた今日。まだ術後1年も経っておらず、「特別問題はないだろう。」と思われる状況では、まだ筋腫があって、経過観察をしていた頃より、来院に対するモチベーションは低い。 …というか、そもそもT大病院のような大きな病院に来たのが久しぶりで(今年の3月ぐらいまでは毎月のように来院していたけど。)、どうやら、私の「病院嫌い」は病院施設の大きさにも比例するらしく、T大病院の建物を見ると、「ああああ〜〜病院は嫌いだ〜〜〜〜!!」と。(別に大学病院が悪いわけじゃないのに、えらい言われよう。苦笑) しかしお盆明けのせいか?思ったよりも全然待たされず。 すぐるちゃんに「どうですか?お変わりないですか?(^-^)」と言われたが、3月の不正出血以来、特に何も変化なく。むしろ、今年は本格的夏バテで、「何時間寝てもいつも眠いしダルい。」という方が問題だったりする。(もちろん婦人科系とは何も関係ないと思われる。) 「筋腫も…ですが、ポリープも再発してないかどうか診ます。」 「ポリープも再発するんですね。汗」 胃のポリープもそうだが(「竹の子みたいに、とっても取ってもまた出てくる。」と言われたことがある。汗)子宮のポリープも一度できるとできやすくなるらしい。(良性とはいえ、私の身体はデキモノばかり。汗) …で、なんかまた診察台の椅子が進化していて、普通の椅子のように座るようになっていて、一瞬「どーすんだ?」と、戸惑う。「深く腰掛けてください。(´∀`)」と言われたが、いつもどこからともなく現れる介助の看護師さんはおらず、すぐるちゃんのみ( ̄▽ ̄;)。(私の心の声:「ちょっと困ったな。汗」) T大病院では診察時、看護師さんがとても丁寧に、バスタオルをかけてくれるのだが、「医者の俺にこんなことさせやがって。」ということはなく、すぐるちゃんはごくごく自然にやっていた。これが「異性の感覚ゼロのM先生」だったらなんとも思わないけど、すぐるちゃんではありがた迷惑。。( ̄▽ ̄;) さらに、思いっきりスカートを挟んでしまい、ちょっと困った状態に。一生懸命直そうとしてたら、すぐるちゃんも手伝ってくれるが、この状態では、さらにありがた迷惑。( ̄▽ ̄;)ああ、もうほっといてほしい。。苦笑(なんでこういう時に限って、看護師さんがいないんだ〜?!いつも、いなくていい時にいるくせに!汗)カーテンで顔が見えないのをいいことに、思いっきり神妙な表情をしてしまった。 ポリープは特にできておらず(超音波検査じゃなくて、なんか違うことで調べているのだと思うけどよくわからない)、卵巣も問題ないようだが、 「パチンコ玉位(1pぐらい?)の筋腫がある…かも?ですが。(^_^;)」と言われた。 「えー?もう、ですか?(゚∇゚ ;)」 「再発と言うより、薬(リュープリン)を投与していたじゃないですか。それで消えた(筋腫)が、薬の効果が切れて、復活してきたのだと思います。(^^ゞ」 そもそも再発覚悟で子宮温存したのだから、しょうがないのだけど、やっぱりちょっとガッカリ。(・_・、) ただ、ごく小さい筋腫があっても、「特に問題ない」という判断らしく(本当に再発してるかどうかも微妙だし)、「今後は1年に1回の検診で大丈夫だと思います。(^-^)」と。 しかし、「(子宮)ガン検診どうします?会社の健診とかで受けられますか?」と聞かれて、「受けてないです…と言うか、(婦人科検診自体が)ないです。(心の声・「仮に実施していても、あんなところで、もう二度と絶対に受けないっ!!」)」と言うと、「じゃあ、うちで受けられますか?(^-^)」と聞かれたので「はい。」と。 …というわけで、1年後ではなく、半年後の2月に予約を入れた。 どう言い出そうか?「なんか、すぐるちゃんには言いずらいなぁ。」と、ちょっと悩んでいたので「すぐるちゃんから言ってくれてよかった。」と思ったが、M先生の時は、結果は電話で聞けばよかったものが、すぐるちゃんの場合、さらに結果を聞くためにも、また来院しないといけないらしい。 …というわけで、2月終わりとさらにその2週間後の2日分の予約を入れた。 あーめんどくさ。( ´△`)アァ- …と思ったが、困らせてもかわいそうだなと思って黙っていた。 「検査は生理だったらできませんので。今はまだ、その日(予約日)が生理かどうか?わからないでしょうから。その時は、特にキャンセルの電話もしなくてもいいですから。(私が)来なかったら「ああ、生理が来たんだな。」と思うので、次回(結果を聞く予定の日)にそのまま来てください。(´∀`)2週間後は生理じゃないと思いますので。」 と言われて、そういう意味での2回の予約なのか?とも思った。 ちなみにT大病院では、いつも診察の最後に、診察内容が書かれた紙が入ったフォルダーを担当医から渡されるのだが、なんかポロッと落としてしまい、「大丈夫ですか?(^-^)」と。病院での私は、とてもテンションが低いので仕方がない。(無愛想じゃないだけマシと思って!と。苦笑) それに対して、すぐるちゃんは、相変わらず、いつもニコニコしていて無駄に元気。 けど、「お肌荒れてるなぁ〜(吹き出物多いよ、きっとロクなもん食べてないんだよ)」とか、「さらに痩せたのでは?」とか、「仕事忙しいんだろうな。(うちの会社のアシスタントと同じで、ほどほど使えるけどまだまだ下っ端で、こき使われる世代なんだろうな。)」とか、またどうでもいいことを思った。苦笑 だけどすぐるちゃんは、普通に自分の名前で、半年後の予約を入れていたので、今のところ、特に異動の予定もないのだろう。とりあえず、ホッとしたのか?なぜか?笑いがこみ上げそうになった。 「若くてイケメンの産婦人科医なんていやだ〜〜!」とか、散々、色々言ってるけど、今のこのモチベーションの低い状態で、また新しい医師とイチから人間関係を作り上げていくなんて、そんなめんどくさいことやりたくない。(と言うか、婦人科で生理的にどうしてもダメな医師に代わったらもう最悪!!) 多分、私はすぐるちゃんみたいな明るくてクセのない医師と付き合うのが楽なのだろう。(M先生とちょっとキャラかぶるし?) でも、ふと…こんなに普通にさらっと明るく、再発の話をするあたり、すぐるちゃんは、私のことを「この人は子宮筋腫のことは、何でもひと通りの知識があるんだろうな。」と思って話している気がした。 まあ実際、その通りだと思うけど、M先生とはもちろん、すぐるちゃんと私の間では、一度だって、「再発について」の話をしたことがないのだから。でも、私は「子宮筋腫は30〜50%の確率で再発する」という事実を知っている。 でもまるで「世間話」のように言われたおかげで、自分が意外に普通に受け止めていることに気がついた。 そもそも私には、命に関わる病気でない限り、「とことん自分の子宮と付き合っていくという覚悟」があるから。「子宮があってよかった。」と思ったことは何度もあるけど、「温存なんかするんじゃなかった。」とは、一度だって思ったことはない。 |